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鬼ごっこのある幸せな町 #暮らしたい未来のまち

こんにちは!鬼ごっこ協会です。

鬼ごっこ協会では、私たちの目指すビジョンとして「鬼ごっこのある町づくり」を掲げています。子ども達が元気に走り回り、賑わいのある声が溢れている地域は、必ず幸せのある町なはずです。どんなにテクノロジーが発達しても、町に生きた賑わいがなければ、そこに暮らす方々は幸せな気持ちにはならないと思います。町を元気にしていくためには、鬼ごっこのような身一つで楽しむことができて、子どもからお年寄りまでが共感をすることができるシンプルな遊びは、必ず町の幸福度を高めていくことに貢献できると信じて活動をしています。

■絶滅危惧種や絶滅した鬼ごっこ

鬼ごっこは、当たり前のように現代の方々も語り継がれ、子ども達は思い思いの鬼ごっこで遊んでいると思うのですが、時代の変遷によって絶滅をしたり、絶滅危惧種となっている鬼ごっこは数多くあります。住環境の変化や、社会慣習の変化によって、子ども達の遊びの場は大きく様変わりして、今当たり前のように遊ばれている鬼ごっこが、30年前もそうであったとは限らず、時代によって明確に遊ばれてきている遊びは異なってきています。

■まちづくりに「鬼ごっこ」を活用

私たちは「鬼ごっこ」をまちづくりに活用して、協会設立時から活動をしていますが、その理由は何といっても「多世代」が共感できるコンテンツであり、「シンプル」に身一つで楽しめるものであるからです。町を構成する属性は、様々で、年齢や性別、出身地、国籍、文化などが異なる方が共同体として暮らしていると思いますが、それらの方々を横ぐしで繋いで地域の絆づくりを行っていくために、鬼ごっこはとてつもないパワーを発揮すると、これまでの活動で実感しています。

■未来のまちに「鬼ごっこ」が必要な理由

今日のテーマにもある「未来」にも、鬼ごっこが必要な理由は1300年昔、又は、それよりも太古の昔から鬼ごっこの考え方は受け継がれてきており、先人の方々が人が生きていく上で重要なことの一つだと思ったからこそ、代々言い伝えてきていることに意味があると考えているからです。昔からの言い伝えやことわざ等は、おおよそ人類が生きていく上での英知が詰まっているとは、よく自然災害や疫病、争い事などがあるときに言われますが、そのことを私たちは心から信じています。

ことろことろは、1300年前から続いているとされる最古の鬼ごっこの一つですが、疫病退散の意味合いも込められており、神社仏閣の宮中行事で行われていたという背景があるなど、鬼ごっこをして遊ぶことや戯れることには、深い意味があると思っています。

そのため、どんなに文明が発達してテクノロジーが進化しても、無くしてはならないことはあると考えています。

■デジタルとアナログの両立を鬼ごっこで

そのように言いつつも、ただただ「昔」は素晴らしいと言っていても、社会の荒波に負けてしまい、もしかしたら「鬼ごっこ」という考え方そのものが社会から絶滅する危険性はゼロではないと思います。どんなに素晴らしい文化も、しっかりと後世に継承されていくプロセスが考えられていないと、無くなってしまうことは自然の流れです。

そこで、私たちが考えているのは「デジタル」と「アナログ」の両立です。人間が生身でやる鬼ごっこと、バーチャル空間やネット空間で行う鬼ごっこと、どちらも同じ目的と理念をもって、手段を変えながら、どちらにも順応していく術を考えていかなければと思っています。よく言われるのは「VR」や「AR」などを活用して、鬼ごっこの遊びを開発する事です。どちらの手段にしても、あくまでも手段であって、目的な鬼ごっこのある町づくりなので、そのビジョンを忘れずに、時代の荒波にも負けずに活動を展開していくつもりです。

引き続き、様々な業界の専門家や事業者との連携によって、楽しいことを社会にたくさん生み出していきたいと思います!

#暮らしたい未来のまち

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