見出し画像

ミャンマーの野外遊び『シュウェ スーン ニュオ』が、日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」に似ているお話

こんにちは!平峯です。
本日も、世界の遊び紹介をしていきます。

東南アジアの国「ミャンマー連邦共和国」の遊びの紹介です。ミャンマーにある伝統的な子ども達の遊びが、日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」と酷似している遊びがありましたので、ご紹介です。

■日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」について

まず、日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」の簡単な紹介です。この鬼ごっこは、1300年昔から日本で伝わってきている鬼ごっこで、神社仏閣の儀式として行われていたのを起源としています。五穀豊穣、天下泰平、疫病退散などを願うために行われていた儀式が、遊びへと変容したと言われています。

■ミャンマーの野外遊び「シュウェ スーン ニュオ」について

そして、今回ご紹介することろことろに似ている鬼ごっこ的な遊びは、ミャンマーでも伝統的な遊びとして書籍やサイトで登場している野外遊びを紹介したいと思います。

その名も「シュウェ スーン ニュオ(Shwe Sun Nyo)」です。

この鬼ごっこ的な野外遊びは、ミャンマーの田舎や郊外で、昼間や満月の夜に遊ぶものだそうです。YouTubeで上がっている動画などを見ていると、伝統的な遊びとして紹介されているので、古来からミャンマーでも遊ばれていたのかもしれませんね。

画像1

■「シュウェ スーン ニュオ」の遊び方について

シュウェ スーン ニュオの遊び方については、以下のように遊びます。

①凧役(1人)、リーダー役(1人)、子役(残り全員)を決めます。
②子役はリーダー役の後ろに一列に並び、それぞれ前の遊び手の腰にしっかりと捕まります。この際、最年少の小柄な遊び手が一番後ろにつきます。
③凧はこの列の最後尾の遊び手を捕まえようとします。リーダーとその後ろの人は、列が切れないように触れながら凧のタッチをかわします。
④凧は足で地面を踏み鳴らし、羽をはためかせて〝ちび(列の最後)〟を捕まえようとします。〝ちび〟が捕まえられるまで続きます。

こちらの動画は、ミャンマーの動画です。「シュウェ スーン ニュオ」を、子ども達が楽しそうに遊んでいます。

■日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」とミャンマーの野外遊び「シュウェ スーン ニュオ」の違いについて

この2つの鬼ごっこについて違いを言いますと、日本でいうところの「鬼」が「凧」であるという点です。凧にどんな歴史的な意味合いがあるかまでは、今回調べることができませんでしたが、ミャンマーの方に今度機会があれば聞いてみるか、改めて調べてみたいところです。色々と調べる中で、人や動物や生き物以外が、鬼役になることはなかったので興味深いことです。他の遊び方は、基本的に「ことろことろ」にとても良く似ていました。

以上が、ミャンマーの野外遊び「シュウェ スーン ニュオ」についての記事でした。

本日もお読みいただいて、ありがとうございました♪

ぜひ、皆さんもこちらの遊びで楽しい思い出を作ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?