見出し画像

おにぎりサミットはじまります。

おにぎりサミットはじまります! 本日第一弾のリリースを公開しました。

以前、農林水産省のニッポンフードシフト公式note で取材をしていただきましたが、これが形となってきました。

現在、日本のコメの消費量は減少の一途をたどっており、昭和37年度は国民一人あたり年間118kgの米を消費していましたが、令和2年度の消費量は半分以下の50.8kgにまで減少していることが問題となっております。ただでさえ少子化と農家の高齢化によって農業の未来が危ぶまれているにも関わらず、米の消費量がこのまま減り続ければ、日本の主食である米農家の存続にも直結すると考えられています。総務省家計調査でも、2人以上の世帯が1年間にお米にかけた金額は2000年に4万256円でしたが、2022年の平均は1万9825円。この20年でおよそ半分に減っています。

その一方で、総務省家計調査では「おにぎり・その他(赤飯など)」は2000年の3103円以降、2022年は5172円と最も高くなり、日本における「おにぎりニーズ」は高まっています。おにぎり専門店は続々と開店し、「おにぎり ぼんご」や「おにぎり浅草宿六」には連日行列ができており、こだわりのおにぎりを食べるためなら何時間並んでも苦にならない人が多いことが分かります。

実は海外でも同じような状況が起きており、農林水産省によるとおにぎり店の出店などにより、商業用コメの海外輸出量は増えています。2014年は4516トンでしたが、2022年には約6倍の2万8928トンにもなっています。香港やパリ、ニューヨークでは「ONIGIRI」として、専門店の出店が相次いでいて、行列を作っています。そのような国内外のブームを自治体から後押ししようと本イベントは企画されました。

このnote ではおにぎりサミットや参加自治体の情報など、いろいろお伝えしていければと思っております。よろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?