EVの未来は予想より早い!
こんにちは、渡邉孝典です。
今日は、自動車設計者の僕が考えてみたことを話します。
勝手な思い込み意見で話してみます。
EVの未来は予想より早い!
1 欧州、北米、中国EV状況
8/6バイデン大統領は2030年までに新車の50%以上を
EV、PHV、 FCVとする大統領令を発令しました。
欧州も2035年までにEV化を発表しました。
中国は言うまでもなく進んでいます。深圳ではバス、タクシーは
100%EVで先進都市です。
2 あっと言う間にやってくる
充電インフラがとか言っても、どんどん海外からEVが浸透してきて
国内メーカーもこぞってEV化が加速してきます。
もう逆戻りすることはありません、何なら加速する方が現実的ですね。
趣味のガソリン車は残りますが、移動の乗り物としてはEV化や
ウーバーの本格日本参入など時間の問題かと思います。
3 なぜEVは浸透しないのか?
一般的には電池が高い、これは時間の問題で
どんどん安くなってきています。
それより大きな問題は大手自動車メーカからなる
サプライチェーンや雇用を守る、既得権益の保護です。
これも安く便利になれば、いずれにせよ崩れてきます。
ここからはエンジニア目線でお話しします。
4 EVには独特のドラマチック感がある
ガソリンエンジンでは加速でギヤが変わるショック感
図太い排気音、吸気音、ギヤノイズなど機械感があります。
EVは電車のような航空機のような ”ヒュー”という加速感。
ここをいい感じに演出できれば、一気にトップランナーです。
欧州の主要なBMW ベンツ AUDIはこのあたりを探っている
はずです。ボディ、サスペンションは言うまでもなく
一流なので、この味付けが重要です。
5 どの業界から入ってくるのか?
ズバリ、商業利用の配送トラック、バンなど
ルートが決まっている利用です。充電サイクル確保と
環境イメージ向上戦略にはピッタリです。
他に公共交通機関でのバス、TAXIなどから入ってくると思います。
中国深圳でもそのような状況ですね。
今日のまとめとしては、予想より早くEV化の波は来ている。
すぐ購入までいかなくても、そのような状況だと知っておくことも
重要だと思います。それじゃ