子供たち(不登校長男編 その1)

我が家の不登校の衝撃は、実は長男から始まっています。

子供3人
全員不登校!

親は何してんだ・・・と思った方もいると思います。
はい、すみません・・・


不登校を乗り越え、現在は全日普通校に通い
何故かお坊さんを目指している
長男のお話



小学校2年生までは普通に学校へ通っていたが転居をきっかけに小学校を転校する事になった。
小学3年4月
新しい学校での生活が始まった。

6月頃より、体調不良を訴えるようになり学校を休む事が多くなる。
実際、微熱があったり食欲不振や下痢嘔吐などもあり風邪かなという程度にしかとらえていなかった。



ある朝、学校準備を終え玄関で座り込んでいる長男
声をかけると

「ぼく、学校行くのイヤだ・・・」

と一言
そして大号泣。

長女と喧嘩をしてもそこまで泣く事が無かった長男の号泣ぶりに私はただただ驚き、何があったのかを聞くが答えられない勢いで泣いていた。


その日はお休みをすると学校へ連絡



長男が学校へ行けなかった理由が
その後すぐに発覚した


転校生いじめ と 学級崩壊



教室内は既に正常に機能しておらず
新卒の先生が担任だったのだが
壊れた備品の片づけと、ケガをした児童の保護者への説明に追われていたそうだ。

小学校3年でそんな事が起こるの???

信じられなかった私
長男のほかにも数名が不登校になっている事実を知った。



学校に相談に行っても、PTA会長のお宅の子供だから とか 地域の有力者の孫だからと、だから何だよ!と言い返したくなる様な理由を並べ、のらりくらりの校長、右に倣えの教頭、教務主任、学年主任、うな垂れ憔悴しきった担任。


不登校になったというよりも、あの頃は
学校に行くのは危険だから、行かない選択をした時代
だと今でも思ってる。

ちなみに、3年生が終わるまでに
けが人も不登校児も何人も出た挙句
担任だった先生は途中休職、後に3月末日で退職をした。


4年生に進級に併せ、息子が落ち着いて学校に行けるようにとまたまた転居。

新しい学校は、全校生徒数が少ないので校長はじめ先生、給食のおばさん達みんなが児童全員の名前と顔を知っているような学校。

息子の転校を、みんなが喜んでくれた。

ここで不登校は終りに想えたのだが、そう簡単な話ではなかった・・・

前の学校へ転校したそうそうからいじめ体験をしたため、すっかり臆病になってしまい友達との関りに不安を感じるようになっていた。


そして


同じマンションに、元気が良すぎて距離感が上手に取れず、すぐ手を挙げてしまう子がいた。


おっとり長男はすぐにその子のターゲットとなり、学校に行きたいのに行ったら何故か追いかけまわされ、叩かれるのが辛い状態に。
教室に着けば先生が追い払ってくれたり、周りの子が助けてくれていたので良かったが5年生になり、担任が変わり元気すぎる少年と同じクラスになってしまった事がきっかけで、再び学校を休みがちになっていく事になる。

元々、別のクラスだったのだが
元気すぎる少年と同じクラスにしてくれるな!
という強い要望(圧力)があり、元気すぎる少年を別のクラスに替えた。
そこが何と!息子のクラスだったのです・・・

しかも、席が近い

筆箱、下敷き、ノート、消しゴムが大変な事になって帰って来る日もありましたね・・・けがをしたと連絡を受け、お迎えに行った事も。

長男ですか?

ええ、登校拒否です


まだまだ続きますが、今日はこれまで~












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