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ゼノブレイドがすげえ面白かった

エー、わたくしは今年の5月の連休から買って一年ほど電子的に積みゲーしていたSwitch版のゼノブレイドDefinitive Editionをやっておりました。そんでもってガツガツやって二ヶ月半、先週に本編&追加ストーリーをクリアしました。ゼノのシリーズは初体験だったのですが未体験でも全然問題無かったし本当に良い体験でございました。それではダンバンさんのようにこのゲームの良いとこ探しをしましょう。

未来視能力

主人公のシュルクはちょいと先の未来が見える未来視能力があり「あっやばいの見えた、このままだとあの人が危ない!」って行動を起こしてお話が進行しますが、これが戦闘中にも「あと数秒後に仲間が敵の強力な攻撃を受けてやられる!」って未来視が発動することもあるのですよ。敵の攻撃が来る前にダメージを軽減する技を使ったり、動きを止めたりして悪い未来を消し(悪い未来を表示するパネルがパリンと割れ、BGMがテンションのアガる曲に切り替わる演出が気持ちいい)、仲間が倒されない未来を作ることができる。

ほかにもアイテムを拾った時に「これでようやくこのアイテムを三つ揃えた、あの人も喜んでくれるだろう」的な未来視が発動し、これは後にクエストで使うアイテムなのかと判明することもある。未来が見える能力なんて、だいたいはシナリオの中だけで発揮するもんじゃないですか。それがゲームシステムに活用されてるのですよしっかりと。こりゃゲーム作りうめえ~って思いましたね。

デカさ

物語の舞台が「超絶にデカい巨人の機能停止した身体」で人々はその身体中に町を作って暮らしている。そのせいか建造物や自然はとにかくスケールがデカく、隅々まで歩けるフィールドもデカい。所によっては闊歩しているモンスターもデカい。そのデカさをとくと御覧じよと言わんばかりに、眺めの良い高台に登らされることが多いんですよ。それで今まで通ってきた道が小~さく見えるのを眺めて「あ~こんな所まで登ってきたんだな……」と思わせるマップ作り、巧みでございました。

最高のタイミングで入ってくる名曲『敵との対峙』

イベントシーンで最高に盛り上がってくる所に名曲『敵との対峙』のサビがバシッと決まるの、最高じゃないですか?

ダンバンさんとリキさん

旅の仲間は全員いい奴ですがその中でも特にお気に入りはダンバンさんです。と言うかこのゲームをやってダンバンさんのファンにならない人はいないんじゃないですかね。真面目で自他ともに厳しい師匠タイプと思っていたら結構ラフで熱血気質な一面があって他人のいいとこ探しをとことんする男なんですよね……あと声優の堀川りょうさんの演技が良すぎる。フィオルンと再会した時のダンバンさんの表情と堀川さんの演技で「はぁあああ良かったねええ……」って声が出ました。

それと一見カワイイマスコット系キャラのリキさんもナイスキャラ。戦闘では継続ダメージや補助でいぶし銀の立ち回りを行い、旅の途中では仲間へのさり気ない気づかいを見せます。『落ちた腕』の海岸でのダンバンさんとリキさんの会話は彼の屈指の名シーンではないでしょうか。追加ストーリーでは本人が出てこないのにリキさんの娘さん達が語るリキさん武勇伝のおかげで評価がグングン上がる真の男です。

やったほうがいい

オリジナルのwii版は十年前のゲームなんですよね。当時こんな凄まじい完成度のゲームが作られていたのかーッとおじさん今更ながら衝撃を受けました。こりゃ皆さんに評価され続けている名作なわけですよ。自分はオールクリアまで170時間ほどかかりましたので食べ応え満点。時間があってなんか面白いゲームやらせろ!って人、やったほうがいいよ!

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