子供プレッシャーがしんどかったという話①

男性ももちろんだけど、女性って転職するタイミングがすごく難しいと思うんですよね(唐突)。

結婚、妊娠、出産と、ライフステージの変化が大きいから、特に30歳過ぎての転職って悩むことがたくさん。

結婚しても仕事を続けるのか。

旦那さんは転勤があるのか。

子供はどうする。

転職してもすぐに育休が取れるわけじゃない。

などなど。


特に出産についてはどうしてもリミットがあるわけで。
(今は医学が進歩してるから大変ありがたいけれど)

わたしも転職活動(公務員試験受験)にあたって、子供については非常に悩みました。

その間、いわゆる周りからの子供プレッシャーもたくさん受けまして、そのときのこと書いてみようと思います。

<当時の状況>

わたしの場合、転職活動時期が、結婚して2年経った頃。

年齢も30歳だったので、ちょうど周りからは「そろそろ子供?」と思われる時期でした。


わたしも旦那さんも、子供は欲しかったです。
わたしは一人っ子なので、出来れば2人。

わたしは当初、旦那さんと2人の時間が5年くらいは欲しいと思っていたんですが、歳のこともあるし、妊活するにはそろそろなのかなって頃ではありました。


そんな中で転職しようと思ったのは、いろんな理由がある中で「生活のため」というのが一番。
(今までタラタラ書いてきましたが)

旦那さん共々お給料が低く、今はいいけど子供ができたら生活していけるのか?と不安を覚えたのがきっかけです。

だから、
そろそろ子供が欲しいという気持ち

でも、生活が安定するまではダメだという気持ち

この2つの狭間で、悩ましく、辛い時期でした。

そんな状況下において、周りからの容赦ない子供プレッシャー。

今思い出してもいろんなのがあったなぁ笑

<母からのプレッシャー>

わたしの母からは容赦なく孫・孫・孫。

直接的に、なんの遠慮もなく笑

わたしが生後8ヶ月のときに母は離婚、そこからわたしは保育園とおばあちゃんの家に預けられつつ、母は働いてました。

だからっていうのもあるかもしれない。

わたしが小さいときにもっと一緒にいたかった、孫が産まれたら一緒に育てる、そう夢見てました。


でも母からは、試験勉強中はあまりプレッシャーはなかったな。
勉強で追い詰められ疲弊していくのを見てたからかな笑


母からのプレッシャーは、転職後がすごかったですね。

なんの脈絡もなく、「生理きた?」ってラインが来たり。

いろんなストレスがあり、途中でわたしが狂いそうになったので(笑)、本気で止めてくれとお願いしたら、気を遣ってくれるようになりました。


<義父母からのプレッシャー>

旦那さんのお母さんお父さんは一応気を遣ってくれてるようで直接的ではないけど、すごく言いたそうな雰囲気でした。

唐突に「産院は近くにあるの?」と聞かれてみたり。

お義姉さんとこのチビッ子の話が出たときは、「子供はかわいいわよ~!」と強調されてみたり。

わたしも公務員試験受けるって報告したときも、「先に子供産んだ方がいい」って言われてみたり。

わたしだって子供欲しいよって、もやもやでした。


<田舎からのプレッシャー>

お正月、旦那さんのお父さん方の田舎の集まりに参加したときは地獄でした。

数家族集まる中で、子供がいない夫婦はわたしたちだけ。

「酒飲んでるってことは、まだ子供は出来てないんだな」

「子作りしないのか?」

「計画的にやるのがいいんだぞ」


これをね、なんの悪気もなく、さらっと言ってるのがすごいと思った。

田舎だからなんだろうか?(失礼。笑)

田舎だから当たり前にオープンなんだろうか?(失礼。笑)

次のお正月も子供がいる予定はなかったから、申し訳ないけど、翌年のお正月は風邪をひいて欠席しようと決めました。

<同僚からのプレッシャー>

この頃、職場で一緒にお昼を食べてた1歳上の派遣の人が妊娠しました。

その人はちょっと前から妊活してるって言ってたから、とてもおめでたいこと。

ただ、すごくマタニティハイになってしまって、毎日妊娠と子供についての話。

さらには、わたしにも

「子作りしないんですか?」

「歳が上がるにつれて流産率が高くなるんですよ?」

「障害を持つ率も高くなるって知ってます?」

「絶対若いうちに産んだ方がいいですよ」

など、とにかく妊活をすすめてくる。


そんなの分かってる。

今すごく幸せなのは分かるし、悪気がないのも分かる。

だから、流しつつニコニコ話を聞いていたわけだけど、正直疲れました。

わたしのことはもうほっといてって思った。


<職場からのプレッシャー>

職場でも、なんとなーくそろそろ子供かなって感じで、上司との面談とか仕事分担のときとかにやんわり探られたりもする。

30代というと職歴的にも中堅だから、管理職的には突然抜けられても困るっていうのがあって、仕方ないっちゃ仕方ないんだけど。


最近は社会的に女性活躍に目が向けられて、会社としても女性に向けた制度が出来たり改善されたりしてますよね。

大変ありがたいことだし、良いことだと思います。


でもそういうのってだいたいは妊娠してる人とか子供がいる人に向けた制度ばっか。

わたしの当時の会社もしかりで、未婚女性とか子供のいない女性に向けたものはほとんどありませんでした。

プレッシャーとは少しズレるけど、そういうのももやもやしてました。

別に子供がいなくたって、がんばってることに変わりないのに。


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30歳過ぎると、子供のいる友達も増えてくるし、なんなら2人目がいる子もいる。

そういうのを見ると、やっぱり周りと比べちゃったり、いいなって思ってしまうことがありました。

友達からの妊娠報告が恐くなったり。

ラインのアイコンが知らぬ間に子供になってて動揺しちゃったり。

祝福する気持ちと共に黒い気持ちも生まれてしまったり。


そして何より、そんな自分が嫌になったり。


そんなん気にしなければいい、人は人で自分は自分なんだから!

と、言われればそれまでなんだけど、実際その立場になると、そうは割りきれませんでした。

当時を思い出したら、思いのほか長くなってしまったので、次に続きます。

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