「美術館で会った人だろ」8人目
2年ぶりくらいに
美術館について書きます。
渋谷のBunkamuraの
マリー・クワント展へ
友人と行きました。
同じ時期くらいのDior展やシャネル展へ行きたかったけれど
チケットが取れず…
コロナになってからの3年間は
どこの美術館も予約制がメインになってしまって、
ふらっと、おもむくままに
美術館の空間に向かうのが
難しくなってしまいました。
前々からスケジュールを定めて
えいや!!っとサイトのページを開く。
全く問題なくチケットをゲット。
今回、友人とは2年ぶりの再会。
Bunkamuraのドゥマゴで友人を待っていると、50代くらいのマリクワマダム達とオジサマのチームに遭遇。
マダム達はtheマリークワントなカラフルなタイツとスカートとベレー帽を身につけて外で写真撮影をしていました。内藤ルネの世界から松濤へ来ましたみたいなレトロな感じ。最高。
これぞマリクワ魂!な熱意を感じ、
ZARAのカーディガンとデニム姿のマリクワ商品をまだ持っていない私は自分が少しみすぼらしく感じてしまいました。
友人もマリクワ魂を感じる、赤のタイツとコートとブーツの丁寧なコーデで登場。
これから見に行くぞと整えていましたので、
展示室に入る前から私も友人もマリクワ魂マダム達も期待値が上がっていました。
展示室へ
Bunkamuraのギャラリーはやや狭いのですが通路導線がクネクネしているので作品数は多く感じます。
うーーーむ
かわいい!はあっても
意外と展示品からマリクワ魂を
感じない……
というか、これちゃんとした展示空間じゃなかったら
下北 高円寺の古着屋じゃないか?
キャプションや史料も少なめで
あのマリクワ魂のシンボル、
「モノクロのデイジーのマーク」
の変遷が見つけられなかった…
大々的に女性の社会進出にスポットを当てた訳でもないような展示構成でもない気がして…
お客さん達をながめている方が
マリクワ魂を浴びることができて
満足感が得られた。
すごいポーズのマネキンと
ロブスターを散歩させてるマネキンのことを考えてると
あっという間に物販コーナーへ
あのデイジーマークのカラフルなエコバッグが並んでおり
これこれ!これだよ!
これぞ!マリクワ魂よ!
となってしまいました。
でも今回の敗因は私のマリクワへの圧倒的な知識不足です。。。
世間一般の人(私)が思う
ファッションブランドとしての
マリークワントのスタイル(形式)と
Bunkamuraでの展示品と
少し印象が違ったので今回こんな感情を持ったのだと思う。
あとは同時期のDior展の展示がすごすぎた。
マリクワ魂マダム達は何を思ったんだろう。
デイジーのマークを高く上げて
マリクワ魂よ永遠なれ
私の感情よ
下北 高円寺へ眠れ
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