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電子書籍 作成ノウハウ

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AmazonのkindleやAppleのBooksで電子書籍を出版する際のノウハウを集めました。あくまでも私の経験によるものなので、PC環境によって該当しないこともあるかもしれま…
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#創作

Macによるkindle用epubファイルの作り方(縦書き電子書籍)

 Macを使ってkindleやApple bookなどに電子書籍を登録し始めて、いろんな問題も乗り越えながら数年が経過し経験が積み重なってきました。最近はなんとか手順も確立しkindleで販売するためのepub形式の電子書籍の作成も問題がなくなりました。最初は縦書きの場合に正しく表示されないことがありましたが、それもなくなりました。ただ、そのためにはいくつかの手順を踏む必要があるのです。そこで、書き上げた文章をkindleに登録するための形式に変換する処理に特化した手順を記事

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Mac標準Bookへの登録に奮闘中

 Amazonのkindleには登録して電子書籍をすでに出版開始しています。しかし、Mac PCでPagesというソフトを使って作成しているせいか、手間がかかり始めています。そういえば、Macにも本を読むためのソフトが最初から導入されているのです。そのことにはたと気づいた私は、Mac標準のBookでも販売できるようにすればいいかもと思ってしまいました。  kindleの時もそうでしたが、基本的に管理している場所がUSAになるので、標準が日本ではなく登録内容に苦しむことになり

物は試しに

 5/18から、AppleのBookへの登録に挑戦している。kindleとは違い、詳しく書いてありそうなヘルプだが、具体策になると英語のみという砂地獄のような責めを体感している。  とりあえず、iTunes connectへのユーザー登録は完了し、管理のためのユーザーの追加登録も終わらせた。これは、いろいろな権限を分散管理するための設定のようだ。本来は法人としてのリスク分散のためのアクセス管理が目的のようだが、私は、すでに利用しているApple idのユーザーに加え「松浦照

またしてもペーパーバックとの戦い

 kindleが提供しているオンデマンドで注文する紙の本であるペーパーバックで合本をだすことに再び戦いを挑んでいる。前回は原因不明のエラーに悩まされたが今回はギリギリまでページ数を圧縮してみようという思いで再度の戦いを挑んだ。  まず最初につまづいたのが、表紙だった。合本にするにあたり収録したタイトルを入れておくべきだと思ったので、タイトル4つをイメージのエリアを作り、それぞれ改行して作ったところ、どうやら改行のマーク(実際には目に見えるわけではない)が悪さをしているようで

Apple Booksとkindle✌🏻

 これまでのkindleでの電子書籍販売に加え、Apple BooksでもリリースできるようにしようとBooksと連携するためのiTunes connectアカウントを四苦八苦しながら作成し、小説を登録した。翌日、確認すると無事Apple Books上で表示されるようになっていた✌🏻  iPhone、iPad、Mac PCを利用していれば、以下のようなアイコンのアプリが導入されている。  このアイコンをクリックして、検索画面(虫眼鏡アイコン)を開き、見つけたい本のタイトル

kindle ペーパーバック本のサイズ再考

 初めて80,000文字程度の小説を書いた。これまで同様に紙の本もkindleからリリースしようと思ったのだが、これまでの新書版サイズ(私は105×173の新書版サイズで統一していた)ではページ数が大幅に増加する。  kindleのペーパーバック(オンデマンドで紙に印刷する本)は、1ページのサイズには関係なく、ページあたりの印刷コストが定義されている。ということは、少し大きなサイズの紙にすれば、少ないページ数となり印刷コストを抑えられ、読者に提供できる価格も抑えることができ

Mac標準のPagesを使った縦書きは要注意

これまでの電出版において、ペーパーバックに重きを置いていたため、kindle版の電子書籍のほうは内容が表示されることのみ確認してリリースし続けていた。  Macには、EPUB形式(Kindleに登録する際の最もポピュラーな電子書籍形式)で出力できる文書編集機能を持っているPagesというソフトがもれなくついている。 これを使えば、何も考えず執筆するだけで電子書籍を作ることができる。はずだった。(もちろん、できてはいるのだが)  先月気づいた不具合 ・Pagesで縦書き出