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ピアノ試弾徒然

昨日は、河合楽器さんの取り計らいで、30分というタイトな時間ではあったけど、sk7を試弾することができた。

その前に、車を駐車した場所から地下街を通り、ストピが空いていたので、
ちょいと、クリスマスの曲をメドレーのして弾いてみた。

何の準備もしてなかったのに、拍手をいただけて、感謝。

どちらかというと、ピアノ弾きだから、聞いてもらえたらうれしいのである。

子供さんがまわりでソフトクリームを頬張っていたので、アナ雪も弾いてみた。

クリスマス前の地下街は、普段あまり見ない子供さんの姿があり、中にはお母さんの買い物待ちの、お父さんと息子さんの姿もあった。


世間が戻ってきている。

ストピも10月まで閉まっていたから、たのしみに弾きにきた人もいただろう。

クリスマスって、いいな。
暖かい感じと寒い感じがクロスして、

夢と希望に満ち溢れている。

そんな微笑ましい光景をみながら、河合楽器さんのsk7のもとへ、心を弾ませてこばしりになった、


sk7、ほんとうに素晴らしい楽器だ。

河合楽器さんは、skシリーズのグランドピアノをだしてから、進化が止まらない。

広島も、以前は歓楽街に程近いビルに、小さな試験用のホールがあったが、楽器の展示スペースなどなかった。

いまは、高級サロンである。

見た目も美しく、ブランディングされている。

sk7の置かれたホールは、おそらく50名ほど入れるスペース。

ピアノの大きさからすると、もうちょっと小さいサイズのピアノでもよかっただろうに、と思うが、

上位機種を置くのが、河合楽器のこだわりのようだ。

30分の幸せ。

sk7を弾くためだけに街へ出てきたのだ。

ミッションは一つ。

辻井伸行さん作曲の、それでも生きていく、を収録させてもらう。


私の夫は、長期入院中で、少なくともクリスマスやお正月には、帰宅できそうもない。

昨日も、病院へ面会に行った後の試弾だった。


それでも生きていく、についている歌詞の内容は、それはそれは深いもので、

その深い内容の歌詞を、辻井さんのピアノと、LDHアツシさんのうたで収録されたものがある。

しみわたるような命のはかなさ、それでも生きていくという芯の強さ、

それでも生きていかなければならない、夫へのプレゼントになるだろうと、

収録を決めた。


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