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逆さの伏線

2月目前。考え事をしながらあっという間に過ぎてしまいました。

逆再生。
ひと通り最後までオペラを聴いてみると、序曲にこんなにも伏線が張られていたなんて!と気付き、もう一度序曲を聴いてみたくなる。

後から分かった事ですが、フンパーディンクも“ヘンゼルとグレーテル”全曲の中で序曲を一番最後に作曲したのだそう!

やっぱり〜♪ なんて思ってしまいました。

物語の起承転結、確かに『起』から順番に書く決まりはなく。その作曲家によっても作品によっても違うのでしょうね。


夏子ちゃんが書いてくれた様に『幸せな場面のモティーフ』が散りばめられた序曲。

魔女の呪文』は子供をお菓子に変えてしまったり、、、怖さを感じるモティーフですが、これも逆さになってヘンゼルやグレーテルが『呪文を解く魔法』モティーフとして明るい調子で組み込まれていて。
※タイトル画像参照(どっちがどっちでしょう?)

お客様たちと一緒に耳でキャッチできる様にトークも含めてうまく伝えられると良いね!と当日の進行についても話していました。

実は教室の生徒さんとも、この『魔女の呪文』↔︎『呪文を解く魔法』のモティーフに手振りもつけて遊びました。バッハのピアノ作品インベンションにも反転しているモティーフありますよね。こうやって色々な事が後からでも結びついていったら楽しいな。


2024年 今自分に出来ることを大切に。
『音楽くおどりべっと』も続けていきたいと思います。

清水玲子

ヘングレ逆再生の記事はこちらをお読みください↓


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