ヒマになってしまった人の特徴とは

始めに。
この文章は中小企業に属している何者でもない私の個人的な思いを言語化したものです。
どうか興味の無い方はスルーして頂けると大変有難いです。

私のお仕事はサービス業だ。
例に漏れず、新型コロナウイルスの影響をもろに受けている観光ビジネス。

ここまで大打撃を受けると、今まで見えてこなかったモノが見えてくる。

それはヒマな人。 
この状況でも忙しくしている人もいれば、ヒマをもて余してネットサーフィンに精を出す人もいる。

ヒマになってしまった人の多くは、作業ばかりしている。
誤解のないように説明すると、『何年も前から同じ作業』をしている。
日々のルーティーンに疑問を感じていない。
後輩から業務の意味を問われた時、「今までずっとこうしていたから」と平気で言ってしまう。
説明になっていない=会話が成り立っていない。

昔、ある上司に毎日言われ続けたことがある。
「作業をするな 仕事をしろ」と。

今の業務を常に疑い、問題を可視化し、仮説を立て、検証し、答えを見つける。
特別な能力を持たない私は、誰よりも考え、誰よりも行動することをやり続ける。
改善することはまだまだまだまだあるはずだ。
オペレーションの見直し、無駄な作業の効率化、人員配置、半年先一年先を見越した戦略などなど。

そして、売上が無い今、経費削減も結構だが、一番重くのし掛かるのは人件費だ。
日本はそれ相応の理由が無い限り、クビにすることが難しい。 給料が高いヒマおじさんはある程度の地位にいるため、クビには出来ない。
この先数ヶ月は、負け越してしまうかもしれないが、一人一人が価値を産み出せたら、価値→勝ちに変換される。
店舗ではなく、個人キャラクターの集合体。
例えば、同じ価格帯の同じクオリティのメニューを出すレストランが複数があった場合、選ばれる基準はそこで働いている人間のキャラクターだと思う。
友達、応援したくなる人、トーク、コミュニケーション能力が高い人などなど。

今出来ることを探し、スキマ時間を埋めまくれる人。
一緒に働こう。ヒマな人は置いていこう。
置いていかれる人は、ただ老いていく。
どうせネットサーフィンをするなら、入る海を選んで、いい波を見極めて、向上していこう。

読んで頂いた方、感謝致します。
貴重なお時間を、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?