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経験の質をとるか数をとるか

記事をご拝読いただきありがとうございます!

TAKAPANと申します。

僕は23歳の四国出身

現在は広島県で医療従事者、スポーツトレーナーとして活動しています。

このアカウントではトレーナーや医療従事者としてではなく23歳なりに感じた社会へ思うことや社会人としての失敗や成功を共有するnoteになります。

暑いのか寒いのかよくわからないですがそんなことは置いといてベッドでダラダラしながら読んでいただけると嬉しいです!!


両方を経験した

仕事をする上で質にこだわれだとか、今はとにかく数をこなせだとか

環境によって言われることが異なるかと思います。

仕事だけでなく何かを身につけたいだとか習得したい時にも質と数どちらが重要なのか今だに議論されています。

社会人3年目の

ぼく自身も結局どっちが良いのかと思うことがよくありました。

ですが医療業界に入ってから数をこなすことが求めらる環境と

質を求められる環境と両方を経験してじぶんなりに結論を導き出せたので

サラッとまとめていきたいと思います。

質を求められた時

まず質を求められる場合とはどんな時か考えてみると

「大きな責任が伴うもの」

「提供価値の高いものでないといけない時」

こんな感じで数をこなすことに比べて閾が高い状態にあります。

例えば

飛行機の整備士さんとかわかりやすいかもしれません

この整備士さんが何かをすっぽかすと

飛行機が正常に飛ばず、緊急着陸しないと行けなくなるかもしれませんよね。

なので相当責任の重いお仕事になります。

勉強を相当しないといけないし、その時に求められるクオリティが高い状態でないといけない。

ぼく自身トレーナーとしてやらせていただいた時は

単発が8000円、月3万ぐらいでクライアントの方を対応させていただいておりました。

今思うとやばいですね笑

数を求められた時

数をとにかくこなす、経験すれば良い

とにかく反復して物事を覚える

とにかく練習して身に付くまでする

よく耳にするフレーズです。

数を求められるのはどんな時か

「時間的な制約をある時」

「お客さん(クライアント)が多く存在するとき」

「単価が低い」

なのでポジティブに言うと

質がある程度低くても良いと言うことになります。


それぞれの難点

◆経験の数重視に対する難点

まず時間の余裕があまりないためフィードバックする余裕がありません

経験したことに対して何がよくて何が悪かったのか一瞬で判断し、

この時はこうだったからこっちかな?と言ったように自分で判断します。

ここの大きなポイントはフィードバックに主観的な要素が強いことです。

後から全てを振り返る余裕がないために自分での解釈が必要になってしまいます。

その時々に上司に聞けるようなこともあるかもしれませんが

それは基礎の部分なので上に行けばいくほど思考する時間が必要にはなって

きますし、身体的な体力が求められるため長期的視点で見るとあまり良しと

は言い切れません。

◆経験の質を重視に対する難点

こちらの場合はバリエーションが少ない。

フィードバックしても「これ!」という結論に至ることがあまりない。

そして自信にはあまりつながらない。

仕事をしていると全く同じ状況になることってマニュアル通りにしていればokの仕事以外ほぼありません。

なので1つ1つの質にこだわったとしても次同じ状況きたら対処できますが

それ以外だと対処できないことがほとんどです。

そして失敗した時に何が悪かったのか、どれが一番正しい正解だったのか

フィードバックしたとしても100%の正しい答えに辿りつくことはまずありません。

結局相手は人間である以上1つの要因だけで失敗することはありません。

例えば
今日の仕事の出勤で遅刻したとします。

前日はいつも通り23時に就寝した。

そうなった時に何が要因か?

夜食べたものが何か悪かったか?
最近友達と言い合いをしたからか?
水分不足からか?
シャワーを浴びた時間がいつもより短かったからか?

言い出したらキリがないことばかりです。

原因を明確化し、解決し、次同じ失敗しないようにする。

すごく大切ですがやりすぎると

木を見て森を見ずのように森が見えなくなるので要注意です。

質を求める場合はある程度抽象度持っておいたほうが良いと自分は感じました。

どっちがいいの?

最後に結局どっちが良いのかということですが

質:数=3-4:6-7

の比率で自分はうまくいっている感覚があります。

僕の場合は医療関係のお仕事をしていることもあり

エビデンスが重要視されます。

ただじゃぁいつから患者様が社会復帰できるのか

競技復帰できるのかとなるとエビデンスだけでは限界があると感じました。

ケガをした後の治療をしっかり受けに通院してくれる、または食事面のアドバイスやセルフケアを実行してくれる。

これらをしてくれるかしてくれないかで同じ足首の捻挫でも

復帰までの道のりが1週間平気で変わったりします。

でもこれは相手次第でもあるし、本人の回復能力も関係するため

経験則(経験の数)が重要になってきます。

この数をうまく3-4割質へ落とし込む。

多く経験した数でも必ずどこかは質を求めていく。

なぜ質の割合が低いかというと

社会人の初めから質の割合を高くしてしまうと

whyばかりを追求し、whyへの追求が目的になってしまう。

何よりも精神衛生上あまりよくないからです。

僕らは人間である以上、人から必要とされたい生き物なので

howやwhatにある程度もたれても相手に価値は提供できますし

貢献することもできます。

よくわからんけど結果が出せた。

それでお客さま、クライアントは喜んでいる。

それで自分が必要とされているのだからそれはそれで良いのです。

じゃぁそれで結果が出たのはなぜなのか?

を3-4割の質の部分で追求する。

方法論から入るのであればこれらがすごくすごく重要だとおもいます。

結論どちらかではなく割合の問題。

ではでは。





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