バカとつき合うな

まず初めになぜバカと付き合ってはいけないのか?
それはバカが自由を奪うからである。
バカはあなたの時間を平気で使い、あなたの足を引っ張り、あなたから自由を奪う。

でも、「会社の上司がバカだから」「同級生がバカだから」とかいう人もいると思う。
しかし、それは言い訳である。
環境は変えられるし、選ぶ権利もある。
環境が変えられない原因は「情報」がないからだ。
自分の力で転職できる企業が分かれば、誰だって転職して嫌な上司から逃げるだろう。
しかし、それをしないのは、考えることをやめ、現状を変えようとしていないからだ。
自由になるために、今すぐ情報を取りに行こう。

ここからは、この本で紹介されたバカの中で特に印象に残ったバカを紹介します。

・善意なら何でもありなバカ

善意で無駄なことをやっている人間は一番タチが悪い。
良かれと思ってやっているから、聞く耳を持たない。

この本に書かれていた例を紹介する。

風が強い日に、倒れている自転車を善意で起こしている人がいた。
それを作者の一人である西野さんは、また横に倒した。
なぜなら、また風が吹いて倒れることで、自転車が壊れてしまう可能性があるからだ。
しかし、自転車を起こしていた人はそれに対して怒り始めた。
どんなに論理的に説明しても、善意でやっているから聞く耳を持たない。

善意があれば何でもやっていいという訳ではない。

・機械の代わりを進んでやるバカ

機械でできる作業に対して、人間味がないとかいうやつはバカである。
洗濯機があるのに洗濯を手洗いでやる人はいない。
機械によって便利な時代が来ているのに、それを進んですることこそ、自ら人間味のない機械になろうとしているようにしか見えない。
洗濯機を使わないで手洗いで洗濯している人は、洗濯機と同じである。(手洗いで選択することが好きなのであればそれは良い)

ここからは、独り言なので興味がない人は飛ばしてください。

以前、友人と話していた時に営業の話をして「営業がリモートになっているのは大変だよね。」と言っている人達がいた。
移動時間が減り、仕事が効率化されるのになぜ大変になるのか?
彼らは「直接合わないと気持ちが伝わらない。」という理由から大変という言葉を言ったらしい。
怠慢でしかない。
変化に対して適応する努力もせず、現状を受け入れるとはこのことなんだと思った。
リモートで伝わらないなら、リモートで伝える努力をすれば良い。
画面を見て気持ちが伝わらないなら、ドラマや映画を見る人は一人もいないはずだ。

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