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N進法・時間「時間は24個だけの記号、分と秒は60個だけの記号からなると考え(パタパタ時計)、記号にない値は他の位を利用して表現する。」

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以前、量の単位が数の桁に発展した、という仮説を紹介しましたが、

N進法「十進法を忘れ、極端な例(1進法、∞進法)を考えてみよう」数史5:”量”の”単位” が ”数”の”桁”へ

量のそれぞれの単位(何日とか、何時間とか、何分とか、何秒とか)というものは、基本的に数の桁(千の位とか、百の位とか、十の位とか、一の位とか)と同じ機能を果たしています。

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仮に、量において、それぞれの1つの単位で構成されているものを桁と呼ぶことにするならば、「量」における桁は「数(例:23など)と単位(例:時間)」からなっていることになります。これに対し「数」における桁は「数(例:9など)」からのみなっています。

ここで、「量」「数」両者の「それぞれの桁における数(例:量では23、数では9)」を比較してみてください。
「量」の「それぞれの桁における数」は ”複数の記号のことがある” (例:2と3)のに対し、
「数」の「それぞれの桁における数」は ”1つの記号のみ” (例:9)です。

この違いは、根源的には、我々が数を表す最小単位の記号を十個しか持っていないというところからくるのですが、

このことが「量」や「数」にある制限を引き起こします。
それは、

「量」:単位を省略することができない
(例:1日23時間59分59秒が1235959だと桁が分からなくなってしまう)
「数」:1つの桁に複数の記号が入れられない
(例:十進法の9999の百の位の9を10にして91099とはできない)
ということです。

桁というものについて理解するには、そして、「量」と「数」の双方について整合性をもって理解するには、上記双方の問題を解決する(「量」において単位を省略しても桁を認識できるようにする、かつ、「数」において1つの桁に複数の記号を入れてもそれが1つの桁だと分かるようにする)必要があります。


そして、これを解決する方法は、

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