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自己肯定感と運動と

【いのちをまもる】シリーズ4

「自己肯定感」

この大切さを切に感じるので、それについてまとめてみた次第。


自己肯定感

自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。

Wikipediaより引用



人は「自己肯定感」を満たすために、いろいろもがいているのではないだろうか。

と思う。


「私には価値がある」「私ならできる」「私は必要とされている」

その確信が欲しいから

その感情を満たしたいから

そういった承認欲求を満たすために

努力もするし、時には苦しむし、喜びもする。



子どもの時は、周りの大人が承認欲求を満たしてくれることが多い。

「頑張ったね」「すごいじゃん!」「できたね」「いいよー!」

そんな声かけは他者承認にあたる。


でも大人になれば、だんだんと他者承認を受けることが少なくなってくる。

他者承認で承認欲求を満たしていた人は、そうなると困るのだ。

「今ので良かったの?」「私、頑張ってるよね?」「私の価値は?」

誰かにOKを出して欲しがる。

自分の外側、人から答えを得ようとする。

他人と比べて、どっちが上か、どっちが下か。

そんなとこにばかり、目がいってしまう。



でも本当にそれでいいの?

誰かに承認してもらったとしても、結局納得してないから、まだ安心できないから、また誰かに認めてもらおうとする。

「私を見て」「私の存在意義を教えて」「誰か私を必要として」…

これの繰り返し。


安心したいから、誰かにマウントする。

あの人より、私の方が上。

だから大丈夫!


…って、んなわけないじゃんねー。



だから

誰かに認めてもらおうとしなくても、自己承認すればいいのだ。

人と比べるんじゃなくて、自分で自分を肯定すればいいだけの話。



じゃあどうすれば自己承認が出来るようになるんだろうか。


そこで一役買ってくれるのが…



運動することの効果

運動する時、何か目標、目的をもってすることが多いでしょ?

子どもなら「上手になりたい」「強くなりたい」「速くなりたい」「勝ちたい」とか

大人なら「痩せたい」「健康のために」「かっこいい身体になりたい」みたいに。


大きな目標を達成するために、小さなハードルをクリアしていく。

最初の目標はこれ。これが出来たら、次はこれ。

っていう感じで。


そうやって、だんだんできることが増えて、上達していくわけだけれど、この「小さなハードルをクリアしていく」行為が自己承認になる。


「できた」「クリアした」の繰り返しで自信がつく。

「自分にもできるんだ!」「こんなに成長した!」「私もやればできるじゃないか!」「自分にはできる力があるんだ!」ってね。


実際、運動量の多い子どもは、少ない子どもと比べて、現在も2年後も自己効力感が高く、不安な気持ちが小さいことが研究からわかっている。


そんなことと身体や数値の変化が相まって、運動は、一石二鳥、身体的にも精神的にも成長することができるものだということが言えるのだ。



よりよく自己肯定感を得るために

でも、運動してても全然自己肯定感低いんだよね…

なんていうあなた。


意識しないとダメですよー。

何も考えずにただ運動するだけじゃダメ。

目標をクリアするごとに、ちゃんと自分を認めてあげよう。


だから、こまめに目標を立てること。

できるだけ具体的に。

例えば「痩せる」ではなく、「○㎏痩せる」という数字を出して、そのために「間食しない」とか「スクワット毎日○回する」とかっていう風に。

これすごく重要。


その上で、ちゃんと評価すること。

例えば数字で。例えばグラフで。例えば写真や動画で。

成長、成果を確認して、存分に自分を承認するのだ。

「私頑張った!」「こんなに変わった!」「できるじゃん、私!」とね。



意図して意識してやるからこそ、しっかりと自己承認ができるようになって、承認欲求を満たすことができるようになるだ。

そして自己肯定感が高まる。



運動する中で方法を学んだら

あとは他のことでも一緒。

仕事でも、人間関係でも、外に答えを求めようとしないこと。人と比べないこと。

人に承認してもらおうとせずに、自分で自分を認める。

それだけ。


人にアドバイスをもらうこともいいだろう。

自分にない視点を得ることができるから。

迷った時に意見を聞くことも、背中を押してもらうこともいいだろう。

それを力にできることがあるから。


でも最終的に決めるのは自分。

そして動くのも自分。


動かなければ状況は変わらない。

自己肯定感は動くための力になる。


だから自己肯定感を満たしておきたいと、そう思う。

自己肯定感の高さと自己承認を出来ることが

自己実現への道になると思うから。


#自己肯定感 #承認欲求を満たす #運動  

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