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【ワンパブ・オープン社内報 vol.37】仕事は楽しく!ワンパブきってのオールラウンダーが仕事の極意を語る。

メディアソリューション部 冨田理恵

【ワンパブ・オープン社内報】は、ワン・パブリッシングで働く人を通して、会社・雑誌・メディアが今どのような新しいことにチャレンジしているかをお伝えしている連載です。今回取材したのは、メディアソリューション部の冨田理恵さん。ワンパブの媒体を知り尽くし、さまざまな案件の提案・進行をしている冨田さんに、仕事との向き合い方や大切にしている想い、さらにはプライベートの過ごし方などを本音で語ってもらいました。

【社員プロフィール】

冨田 理恵(とみた りえ)
編集プロダクション勤務を経て、1996年株式会社学習研究社(当時)に入社。『東京ストリートニュース!』『GET ON!』『GetNavi』『おはよう奥さん』『ピチレモン』をはじめ、さまざまな年代の媒体の広告を担当。また、『ひみつシリーズ』や各企業受託案件にも積極的に携わる。現在は、『ムー』を中心にワンパブのすべてのメディア・媒体を提案、タイアップやイベントなど幅広い案件を進行している。


全メディアを提案できる知識と経験、発想力が武器

―プロフィールを拝見しましたが、あらゆるジャンルの媒体を担当されてきたのですね。
 
確かに、スポーツ誌以外はほぼ担当してきたんじゃないかな。今はメディアソリューション部でワンパブのさまざまなメディア営業や受託営業をしています。うちのチームは、事業計画などの数字を見る媒体担当がありつつも、ほかに広告会社担当、クライアント担当なんかもあって。私の場合は、数字を見ているのは『ムー』だけど、営業しているのはすべてのメディアということになります。
 
―たとえば、どのように仕事を進めているのか、具体例を教えてもらえますか。
 
私がもう20年以上担当している広告会社からいただく、いろいろな相談に対応するのが基本のお仕事です。各相談に対して、都度ワンパブのどのメディアがピッタリかを考えて、編集部に意見をもらいつつ、具体的な提案をする、っていう感じかな。
 
今日も、ある娯楽施設の案件の相談がありました。最初は『ムー』で相談されたんだけど、よくよく話を聞いてみると『学研キッズネット』にも合うなと思って。すぐに編集部に相談して、両方でできることを今まとめている最中です」
 
―それは、すべての媒体を知り尽くしていないとできないことですよね。
 
「もちろん、数字を見ている担当者に全部お任せ……ということもできるんだけど、みんなそれぞれものすごく多忙だから自分で進められる部分は進めようと思っています。それに、自分で一回経験すると理解が深まって、次からその媒体のことを積極的に提案できるから。

たとえば、この話だったら『GetNavi』がピッタリだけど、『FYTTE』でも展開できそうだなとか、親子向けにすれば『学研キッズネット』もいけるかな、とか発想を広げるようにしています。さらには、メディアタイアップだけでなく、イベントを提案することも多いです。企画のバリエーションが増えることは、多媒体を担当する魅力かなと思ってます。

―先日グランプリが決定した『GetNavi』の家電大賞も、スタート時から携わっていると聞きました。
 
今年でもう9回目になるアワードです。『GetNavi』と株式会社インプレスの『家電Watch』の共同企画なんですが、もともと編集長同士の仲が良くて、一緒に何か仕掛けられないか?っていう話から生まれたんですよ。
 
最初はどうしても認知がなくて規模も小さかったけど、今では各メーカーの方々が注目してくださるようになりました。決して『GetNavi』だけじゃここまでの規模のアワードにならなかったと思います。もちろん、メーカーの方々や読者の皆さんが盛り上げてくださったおかげです。こういった、会社の壁を超えたコラボレーションもすごく楽しいですね。

「仕事は楽しく」この想いがすべてを動かす原動力

―複数のメディア提案、タイアップ進行、イベントの企画など超多忙な冨田さんですが、仕事をスムーズに進めるうえでの秘訣はありますか?
 
スムーズに、というのとは少し違うかもしれないけど……私が大切にしているのは『仕事は楽しく』っていうことかな。いろいろと大変なことはあるけど、クライアントが喜んでくれて、読者が楽しんでくれて、そこに関わった私たちスタッフもみんなが笑顔になれるようなことがしたいなって思うんです。
 
今ってメールベースでいろいろ進められるし、すごく便利な時代になって仕事が進めやすくなったんだけど、やっぱりお互いに話していて楽しい瞬間とか笑顔が見える瞬間とか、そういう時間がすごく大切じゃないですか。別に、絶対に対面じゃなきゃダメなんて古臭いことはまったく思わないし、便利なツールはどんどん活用するべきだと思うんだけど。
 
―相手とのコミュニケーションを大切にしながら、みんながハッピーになれる方法を探している、ということでしょうか?
 
そうですね、私が重視したいのは、まさにコミュニケーション。私、企画書を作ったり、細かなマーケティングリサーチをしたりするのが苦手なんですよ。そのかわり、相手の要望をたくさん聞いて、こちらもたくさん話して、とにかくたくさん会話をする。
 
いろいろな相談をされるとき、相手の中でもまだハッキリわかっていないことって多いと思うんですね。『〇〇なことで困ってるんです』と言いつつも、胸の中にはきっとまだ言葉にはできないくらいの別の思いがある。対話の中からその思いをくみ取って『こういう企画はどうですか?』って提案することが、仕事をスムーズに進める一番の近道なんじゃないかなぁ。

その提案する企画は、『仕事は楽しく』の精神で考えています。クライアントに価値の提供や課題解決の提案をすることが私の仕事で、満足してもらう企画であることが大前提なんだけど、イベントだったら参加してくれた人が素敵な想い出を残せるとか、スタッフも心から楽しめるとか、そういうことまで考えないと結果クライアントも喜ばないし、効果に繋がらないのかなと思います。なんか偉そうだけど(笑)。
 
―すごく共感します。やはりコミュニケーションはすべてのことに繋がるし、楽しく仕事をすることこそ、日々のパワーになりますね! その「仕事を楽しく」というモットーは、いつから大切にされているのですか?
 
いつだろう……営業しているだけじゃない楽しさっていう意味では、最初に担当した『東京ストリートニュース!』(学研パブリッシング・当時)で感じたかもしれません。

あの雑誌は高校生がメイン読者。今や各界で活躍されている方々が読者モデルとして出演していて、読者参加型のイベントも毎回大盛況でした。読者と一緒に盛り上げたり、そこにクライアントも一緒になってさらに大きなことを企画したり、すごく楽しかったんですよ。

その後、いろいろな媒体を担当していくにつれて、メディアを広げるとさらに楽しいことがいっぱいあるんだ! って思うようになりました。あの頃の体験が、今の私の原点かもしれません。

あらゆる場所が仕事場に。冨田流・在宅ワーク術

―冨田さんは、あまり会社に出社されないと聞きました。普段はどこでお仕事されているのですか?
 
会社には週に1~2回しか行っていませんが、外出はよくしています。広告会社さんとの情報交換はオンラインが多いけど、必要なときはお伺いするし、ほかには発表会やイベントに出席したり、決定した案件の撮影や取材にも立ち会ったり。最近は動画の撮影立ち合いも増えていますね。
 
自宅で仕事をしているときは、だいたいこの子たちが膝の上に乗ってます。今も乗ってる(笑)。

―え! 全然気づきませんでした! まったく鳴かないんですね。お利口さん!
 
会議終わりの『お疲れ様でした』とか『ありがとうございました』って言葉に反応するようになっちゃって、その言葉が出ると『会議が終わる! おやつがもらえる!』ってわかるみたいで、急にそわそわしだします(笑)。
 
―外での会議は、カフェなどで行うことが多いですか?
 
そうなんですけど、『ムー』の会議だけはカフェでやりづらくて……UFOとかUMAとかって話がバンバン出てくるから、周りにいる人がビックリしちゃう(笑)。結果、夏の公園のベンチで会議をしていたら、蚊にさされまくりました。

―それは確かに!(笑) では最後に、これから挑戦したいことを教えてください。仕事とプライベート、どちらもお願いします。
 
仕事でやりたいことは都度見つけてる感じだから……プライベートはですね、あまり年齢のことは言いたくないですが、一般的な定年まであと10年になりまして。ここで改めて、仕事以外にも楽しめるものを作っていきたいなと考えています。最近は、スキーにハマってますね。この子たち(2匹のワンちゃん)ももちろん連れて行きました。

北海道の旭川でスキーをしたときの様子。(画像:本人提供)
雪を見て興奮気味⁉の2匹。(画像:本人提供)

それから、パーソナルトレーニングを始めました。仕事ばっかりしてると、体力が落ちてくるじゃないですか。いくつになってもいろいろ始めたいし、そのときに思ったように体が動かない!なんてことは避けたいので、体づくりに励んでます。食べるものも意識してる。最後までちゃんと歩けるおばあちゃんになりたいです。
 
アクティブで話題も豊富、普段から「仕事は楽しく」をモットーにされていることが伝わってくる取材でした。最後にワンパブはどんな会社か尋ねると、「好きなことができる、いろいろなチャレンジをさせてくれる会社」だと冨田さん。これからも複数のメディアを巻き込んだ、みんなが笑顔になれるチャレンジ企画を期待しています。冨田さん、ありがとうございました!

(取材:水谷映美/撮影:鈴木謙介)

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