危険な自己肯定感

夫婦関係で鬱になりかけた私は「自己肯定感」を履き違えていました。
私のように間違った方法で「自己肯定感」を高めていると、よりどころにしていた人・環境・モノの反応や変化で、簡単にメンタルに異常をきたしてしまいます。
ひどい落ち込みを乗り越えた私なりの「自己肯定感」を記します。

自己肯定感とは

99%以上の人が「自己肯定感」を正しく理解していません。
私もその1人でした。

自己肯定感とは
無条件で自分を認め、肯定すること」
です。

一方、多くの人にとっての自己肯定感とは
条件付きで自分を認め、肯定すること」
です。

無条件の自己肯定

無条件の肯定とは、生まれたての赤ちゃんや動物に対する愛情。
無条件でその存在を認め、愛する感覚です。

条件付きの自己肯定

条件付きの肯定とは

  • 自分は○○ができる

  • 自分は○○をもっている

  • 自分は○○の役に立っている

  • 自分は○○から愛されている

等の「○○だから、私には価値がある」という、基準が外部にある状態です。
外部にあるということは、変動する、つまり自分ではコントロールできない天気の様なもの。
そんなものを拠り所にするってかなりリスキーだとは思いませんか?
ちなみにこれらは「自己有用感」や「自己効力感」と呼ばれています。

私の場合は「妻に献身しているから、自分は価値がある」と信じ、自分の時間ややりたいことを犠牲にしていました。
ある時、妻に「あなたのことが信じられない」と言われ、心がポキッといってしまいました。
これは、自己肯定感を履き違えた危険な例の1つです。

自己肯定感の高め方

とても簡単です。

私は私を肯定する

これを繰り返し唱えるだけです。
これは「反応しない練習/草薙龍瞬」の中に出てくる一節です。
鬱になりそうな時、この本に出会い救われました。

最近読んだ本の中では、こちらもテクニックやワークがありオススメです。


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