One Panasonicが11年ぶりにロゴを改訂しました!
こんにちは、One Panasonic幹事の道坂と周です。
この度、幹事のデザイン担当が中心となり、One Panasonicのロゴを新しくしました!今回のnoteでの発表をもって、SNSや各種記事でのアイコンを新ロゴに統一します。
私たちの新しいロゴは、このようなデザインになりました!
One Panasonicのイニシャルと組織や人をつなぐ輪のイメージ、またパナソニックブルーを活用して、新しいロゴを私たちが主体となって作りました。
これまでの団体ロゴは2012年から使ってきたもので、メンバーからも「今のワンパナの方向性と合っているのかな?」という声が出てきていました。
今回の改訂にあたり、「団体の団結力を高めるにはどうしたらいいんだろう」「文字をデザインに落とし込むにはどうしたらいいんだろう」と悩みながら議論を重ねてきました。ロゴ刷新までの過程を紹介することで有志団体のブランドイメージ確立に悩んでいる方、ビジュアルデザインに興味のある方の参考になれば幸いです!
ロゴを変えるきっかけ
これまで使ってきたロゴの起源は、2012年4月にパナソニックが4カンパニー制を発足した時代に遡ります。当時の社長よりカンパニー制を取っても1つの組織を意識してほしいという強い発信があり、私たちもその意識を持てるように、4つのカンパニーからカラー(AVCネットワークス社の水色、エコソリューションズ社の黄色、オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社の黄緑、アプライアンス社の赤)が1つになる というコンセプトを基に作成されました。
そして、現在。2022年4月にパナソニックはホールディングス体制となり、組織が大きく変わりました。有志団体として、社会や会社の変化に合わせて自らのアイデンティティをどう変えていくべきなのか?One PanasonicがCEO表彰を受賞したことをきっかけにこのような議論が活発となり、その一環で心機一転、ロゴを変えることにしました。
アイデアプロセスとボツ案
まずロゴで表現したいキーワード、コンセプトについてデザインチームが中心となって議論した中で様々なアイデアが出されては、ボツになっていきました。
議論の中では、まず「One Panasonicらしさ」について言語化に挑みました。これまでの活動を振り返り、またこれからありたい姿を考える中で、思いつく言葉を絞っていきました。
そして、そこから抽象化させ、One Panasonicらしいキーワードの抽出を行い、投票をして候補を絞っていきました。
最終的に選んだ言葉から連想されるイメージ、色味、モチーフなどのアイデア出しを行い、デザインに移っていきました。
意図を複雑にしすぎてしまうと、一見してわからないものになってしまう。シンプルにしながら意味をしっかり込める過程に苦心しました。以下は、このような議論の中でボツになったアイデアです。
アイデア1
アイデア2
アイデア3
このようなアイデアを出しながら、最終的なデザインを決めていきました。
新たな専門性を有志で培い、挑戦の幅を広げる
今回、主にデザインのドラフトをつくったのは、私、周です。
普段はサービス企画を担当するプロダクトマネージャーをしており、デザイナーとしてロゴを作成するのは初めての経験だったので、できるか不安な気持ちでいっぱいでした。
しかし、チームのメンバーと一緒に考え、常にフィードバックを貰える環境にいたことで、たくさん自分の中で案が出てきて、デザインを考えるのが楽しく、徐々にコンセプトが形になっていきました。
案を出したときのメンバーの反応を見ると、私とは全く違うイメージを持っていて、違いを楽しく感じていきました。デザインが出来た時は嬉しさと、外部の方に思いが伝わるか不安な気持ちでした。
本業ではコンセプトが実物やサービスになって伝わっていたことが、今回はビジュアルデザインという抽象的なものに落とし込む経験をして、コンセプトをビジュアルにできる自信が付きました。
今回この経験をして、気づいた事は有志メンバーに案を出した時に、メンバーのコメントをみて団体が同じ方向に向かっていることを感じ、作成をする工程で団結力が生まれていることを感じました。私自身、軸が変わらなかったことで議論もスムーズに進み、デザインを考えやすくなったと思います。
作成中に行き詰ったときは、一人で考えずにメンバーに話してみましょう。思いつかなかった見え方とアイデアを貰えるかもしれません。困ったときはヘルプを出すことも大切です。
皆さんは新しくなったワンパナのロゴを見て、なにを想像しましたか?
皆さんが感じたことを教えてください!
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