【記録note】2019/11のトピック②:アメリカの地方選挙

これまでの「英語ニュースを読む」講座で取り上げたニューストピックを記録してきたいと思います。
2015年4月に阿佐ヶ谷のカフェ「イネル」でスタートし、月にいちど日曜日
の朝に開いてきたこの講座。2019年12月からどこまでさかのぼれるか!
******************

2019年11月は、参加者のリクエストに答えて講座を2回開催。2回目では、アメリカの地方選挙のニュースをふたつ取り上げました。

(1) The Woman Who Flipped Off Trump Has Won an Election in Virginia (New York Times)
トランプに中指を立てた女性がヴァージニア州で選挙に勝利

トランプ大統領の車列に中指を立てたことで解雇された女性が、11月5日のバージニア州での地方選挙で、共和党の現職を破って当選した。

バージニア州ラウドン群の群政執行官に当選したのは、シングルマザーのジュリ・ブリスクマンさん。2017年10月、トランプ大統領の車列に中指を立てる彼女の姿をニュースメディアが撮影し、この写真がネット上で拡散。その結果、ブリスクマンさんは当時の仕事を解雇されていた。

彼女が当選した選挙区には、トランプ氏のゴルフコースがある。

(2) The Seattle politician Amazon tried to oust has declared victory (Vox)
アマゾンが追放しようとしたシアトルの政治家が勝利宣言

同じく11月5日に行われた、シアトル市での選挙のニュース。
シアトルに本社を置くアマゾンが、市議会議員選挙に150万ドルを投じて進歩的な政治家(progressive politicians)を落選させようとしたが、失敗に終わった。

2013年に初当選し今回再選を果たした、社会主義者を名乗るクサマ・サワントさんは、アマゾンなど大企業への課税を求めている。

2018年に市議会は、ホームレス支援や低所得者向け住宅整備のために、従業員一人当たり275ドルの "人頭税" を大企業に課す法案を可決したが、アマゾンなどの圧力によって撤回されていた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?