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「ギグワーカー」をめぐる世界の動き(2020/3の「英語ニュースを読む」講座)

オンラインで単発の仕事を受注する「ギグワーカー」をめぐる動きが、世界的に注目されています。3月の「英語ニュースを読む」講座では、ギグワーカーに関するフランスとカナダでの最近のニュースを取り上げました。

(1) Uber drivers in France are employees

フランス:ウーバードライバーは「従業員」
ウーバードライバーは自営業者ではなく、ウーバーと雇用関係にある従業員であると、フランスの最高裁が判決を下した。

(2) Labour relations board rules Foodora workers have right to unionize

カナダ:ギグワーカーは組合を作る権利がある
フードアプリの宅配サービス「Foodora」の宅配業者は、自営業者とは言えず、組合を結成する法的権利を持っていると、オンタリオ労働関係委員会が判断した。

The treatment of workers has become a hot button issue globally as major players like Uber, Lyft, and a range of delivery companies challenge assertions that the people doing the driving and delivering are employees.
運転や配送に従事する人々は従業員だという主張に対し、ウーバーやリフトなどの主要企業ほか、様々な配送業者が異議を唱える中、こうした労働者の処遇は世界的に論争を呼ぶ問題となってきている


そして日本でも昨年、ウーバーイーツの配達員が組合を結成し、声を上げ始めています。



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