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月百姿 南屏山昇月 曹操

建安13年(208年)の赤壁の戦い前夜、南屏山(なんびょうざん)に登る月を見る曹操の勇ましい背中。この時曹操が読んだとされる有名な漢詩がある。

短歌行(其ノ一)
月明星稀 烏鵲南飛
繞樹三匝 何枝可依
山不厭高 海不厭深
周公吐哺 天下歸心

変わり摺りもあるが、後ですられたこちらのバージョンもまた見事。月百姿に後の時代の赤壁を描いた赤壁月もある。


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