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週に一度の餃子

週に一度、夕飯に餃子を食べる。市販の薄い餃子の皮に、各家庭でおそらく味が異なる餡をのせ、日本中でいちばん多く採用されているであろう包み方で餃子を作って並べていく。

というのが5月までの餃子だったのだけれど、6月からは、市販の皮をやめ、餃子の皮を毎週作っている。

餃子の皮から作るとほんとうに美味しい

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なぜ餃子の皮を作ることになったのか。きっかけは中華屋さんの餃子のテイクアウトである。このご時世でテイクアウトが爆発的に増えたわけだけれども、きっと中華屋はその前から餃子はお持ち帰りできたはずだ。

しかし今までなら「お店で食べた〜い!」の一言すらなく、店内で餃子を食べていたところが、「買って帰るか、餃子」になったわけで。そうしてお持ち帰りした餃子が、冷めていても、温め直しても美味しかった。

なんでこんなに美味しいの〜〜と食べながら考えた結果、美味しさの秘密は皮の厚みにある(たぶん)と気付いてしまったのでした。薄い皮では焼いている途中で中の肉汁やらなんやらの旨味が流れてしまい、かぶりついた時もぼんやりとした手応えしか感じない。

でもわたしがテイクアウトした中華屋のように、皮が厚い餃子は肉汁を簡単に閉じこめる。だから一口かじった時に「あっち〜!」と美味しい叫びをあげるほど汁が飛び出てくるんだな……。

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そうしてわたしは毎週、餃子の日にはせっせと餃子の皮を作っている。材料も作り方も超簡単なのでお家ごはんを進化させたい人はぜひお試しあれ。

<ざいりょう>餃子の皮30個分
・薄力粉 150g
・小麦粉 150g
・お湯  100ml
・塩ひとつまみ
<つくりかた>完成するまで90分かかる
・材料を全て混ぜ、手でいい感じになるまでこねる
・こねた生地を半分にして1時間ほど冷蔵庫で寝かせる
・それぞれの生地を15等分し、円形にのばしていく

ずっと台所になんて向き合いたくない私のような人間でも美味しく作れるのだからすごいレシピだ。

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ちなみに餡を包む時は、皮をにゅうんと伸ばすようにして包むと綺麗に成形できる。量があってとにかくたくさん食べられるのが餃子の魅力だと思っていたけれど、食べごたえがあって少しの量でもよい質の高い(?)餃子も美味しいんだな。

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