夜中に見ないでください!食べ物を描いた小説5選
・東京すみっこごはん
商店街の脇道に佇む共同台所。そこには年齢も職業も違う人々が様々な悩みから心を遠ざけるために集う。
美味しい家庭料理と人々の温かな交流が心をときほぐす。
ご飯はメンタル回復の手段の一つだと思います(笑)味とか、食感とか...。
食べ物のことを考えると、自然と心がウキウキするのは私だけでしょうか?
刊行年:2015年
刊行元:光文社
定価:682円(税込)
・食堂のおばちゃん
「はじめ食堂」という定食屋と居酒屋を兼ねた食堂のお話です。
焼き魚、チキン南蛮、トンカツなどの料理が作中には登場するので、名前の美味しさと、皆さんのこれまでの記憶で、食欲を刺激されると思います。
最近はコンビニやスーパーなど、どこにでもあって手軽にご飯を買える場所が多いですが、昔ながらの手作りで出来立ての味を楽しむことのできる定食屋や居酒屋といった場所は趣があって好きです。
そういった場所を雰囲気だけでも味わうことができます。
刊行年:2015年
刊行元:角川春樹事務所
定価:1,212円(税込)
・木曜日にはココアを
喫茶店で働く男の人のお話です。その喫茶店ではいつも木曜日に、同じ席で手紙を書いている女性がいるようです。そして頼むのは決まってココア。
男の人はその人のことを「ココアさん」と密かに呼んでいます。
色とりどりの物語が、ココアの温かさとともに描かれております。
刊行年:2017年
刊行元:宝島社
定価:1,906円
・今宵も喫茶ドードーのキッチンで。
舞台は住宅地の奥にひっそりと佇む、おひとり様専用カフェ「喫茶ドードー」。ここには頑張っている毎日からちょっとばかり逃げてしまいたくなったお客さんが訪れています。
喫茶店は疲れた心を癒す場所だと思います。チェーンのカフェをよく利用するのですが、仕事や学校が終わってからの時間にちょっとでも行くと、心が不思議と安らぐんですよね。本のおすすめなのですが、疲れてる人はこういったところに足を運んでみるのもいいのかもしれませんね。
刊行年:2022年
刊行元:双葉社
定価:693円(税込)
・食堂かたつむり
これは大失恋した後に、故郷に帰って食堂を始めた女の人のお話です。
ある噂とともに店は評判になるのですが…。
食べる側ではなく、作る側を描いた小説です。店を立て続けるためにあらゆることをしますが、それでも一筋縄ではいくものではないようです。そういった大変さに心を惹かれるのではないかと思います。
刊行年:2008年
刊行元:ポプラ社
定価:713円(税込)Kindle版