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China Report

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「新家庭」と呼ばれる若いファミリー層を中心とした中国の消費者トレンドや、先端デジタルサービス及びテクノロジー等について、Onedotの知見を定期的にお届けします。 https:/… もっと読む
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#グローバル

《お知らせ》TMIPセミナーにCEO鳥巣が登壇

2021年3月1日に開催されたオンラインセミナー「TMIPセミナー」に、代表取締役CEO鳥巣が登壇しました。 「新規事業の創出・成長を加速するカーブアウトの推進」を題した本セミナーでは、5人の登壇者が企業のカーブアウトについて語りました。 セミナーレポートはこちらから。

《記事》WeChatで行う顧客管理システム「社群」とは?

中国では近年、簡易的な顧客管理システムとして、WeChatのグループをベースとした「社群」が注目されています。従来のCRMの仕組みと比較すると、安価で且つ手軽に運営できる「社群」は、既存ユーザーに商品を効率的にプロモーションしてリピート率を上げたり、WeChat上の自社ショップに誘導して顧客データの囲い込みを実現することで、TMallやJD.comといった巨大ECプラットフォームへの依存を減少させることができます。また、ユーザーから製品に関するフィードバックを直接得られること

《記事》これからの消費の中心、中国の「新家庭」とは

はじめに 中国では、この20年での急速な経済成長による社会変化や、電子決済やECといったテクノロジーの影響によって、消費者の行動にも大きな変化が発生しています。その中でも、夫婦関係や子育て、介護といった文脈で、新しい考え方や消費習慣を持つファミリー層を、Onedotでは「新家庭」と呼んでいます。「新家庭」が消費するサービスや商品は、日本企業にとって関わりが深いものが多いため、彼らの最新の動向を理解することは様々な業種や業界にとって重要であり、Onedotでは「新家庭」について

《記事》市場規模1兆円!中国の有料知識コンテンツ市場(“知识付费“)とは?

はじめに 中国では、個人がお金を支払って実用的な知識を学ぶためのコンテンツを購入する、「有料知識コンテンツ("知识付费")」市場が拡大しています。市場規模は2021年に1兆円を超えると言われており、比較的裕福で学歴の高い消費者が購入者の中心です。コンテンツ事業者のみならず、メーカーやサービス事業者にとっても投資リスクを抑え、濃いユーザーを獲得するための有力なプロモーション手段として注目を浴びています。 1. 有料知識コンテンツ市場とは 有料知識コンテンツ市場とは、実用的な知