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悲しみの井戸

『skmt坂本龍一とは誰か』にある
「悲しみの井戸」というエピソードを読んでから
彼の曲を聴くごとに「悲しみの井戸」を思う。

坂本龍一の曲は、かなしい。
漢字で表記するなら悲しい、より、哀しい、かな。
胸の奥をギュッと掴まれるみたいな
涙腺が刺激されるような
かなしいことがあった時に見上げる青空が美しい時みたいな気持ちになる

エピソードで彼が語ったわけでない
私の勝手なイメージだけど
彼の中にある「悲しみの井戸」から
いろんな曲たちが生まれているのかなって思う。
何か大きな出来事があった、とかじゃなくて
生きているだけでついてくるかなしみみたいなもの。
誰しもが持っているもの。
それをすくい上げて、音楽の形にして届くからこんなにも心に響くのかな

全然違う思惑なのかもしれないけど、ね

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