いくらあれば人生幸せか(インタビュー有り)
2回目の投稿です。最後までお読みいただければ幸いです。ある大企業の社長さんに質問する機会があったので、それに加えて話していきます。
年収と幸福度の関係
前提として、皆さんご存知の方も多いだろうが、年収が増えれば増えるほど幸福度が上昇するわけではない。
アメリカで行われた有名な研究では年収が7.5万ドルに達するとそれ以降はほぼ横ばいというもの結果が出ている。
しかし、裏を返せば7.5万ドルまでは年収が増えるに従い幸福度も増えるということでもある。
ただそれ以上の年収は幸せとは関係性が薄く、一概に年収いくらが幸せとはいえない。
日本で2019年に実施された内閣府調査では年収700万〜1,000万の人とそれ以上の層とは大差はなかった。
インタビュー内容
大企業の社長さんに、お金がある今となかった時はどちらが幸せかと質問しました。
社長さん曰く、お金がある今は『稼ぐ』という行為には重きを置かなくなっているそう。
自身の会社を大きくしたり、社員の生活をよくしたり、そういった方面に心血を注いでいる様子でした。その面で充実しているので現在は幸せであるとのことです。
では、お金がなかった昔はどうかというと、これもまた幸せであったというのです。
ただ幸せのベクトルが少し違うようで、ガツガツと稼ごうとしていた野心家な時は充実しており、幸せだったそうです。
結局は心の持ちようで幸か不幸かは決まるもので、お金はその為の手段でしかないと仰っていました。お金に頼らずとも心を充実させていれば幸せということですね。
お金のない子供達は不幸なのか?
何歳の時が1番幸せだったかと問われるならば私は、無邪気に遊んでいた幼少期と答えるだろう。
子供の時は楽しかったと思う大人の方も多くいるだろう。
つまり、タイトルの答えはNOである。
それならば、大人になってからお金がなくても幸せなのかと問われるとそれもNOだ。
なぜならば、子どもの頃というのは極めて狭い世界で生きており、認識していることも少ないからだ。
お金が必要なくとも、学校という狭いコミュニティの中で、友達と砂場で遊んだり追いかけっこをしたりして楽しさ、満足感を得られたのである。
しかし大人は違う。もうすでに他の楽しさを知ってしまったからである。つまり、大人になってからは自分のしたいことをするだけのお金があれば幸せの一部分は得られるということができる。
ただ、人間関係、コミュニティはお金では賄えない部分だ。大人になると大半の人が職場にそれを求める。職場での人間関係と幸福度とは切っても切れない関係性がある。
金に興味のない人はそもそもお金で幸せでなれない
お金があれば世の中の大概のことができるし、世間一般からすれば幸せな人だと思われるだろう。
しかし、少数派だが、生きていくだけのお金があればそれ以上は望まない人というのも一定数存在する。だが、不思議とそのような人に限って幸せそうに見えるのである。
以上がお金と幸せに関する著者の考えである。
いかがだったでしょうか。
今回はお金と幸せについて語らせていただいました。ここまで読んでいただいた方、心から感謝いたします。ありがとうございました。
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