イエローハットってどうなの?      (2020/5)時点での考察

 私は、今後皆様に私自身の投資に対する考え方と特定の銘柄についての考察を投稿していきたいと考えております。
そこで、この度は過去に軽く調べさせて頂いた株式銘柄の考察を投稿して、このページを見ていただいている方からご意見、評価のほどをいただければと考えております。
こちらは、1~2時間での調べですので計算した株価は求めておりません。
誠に申し訳ございません
ですのでその点をぜひご了承のほど、よろしくお願いいたします。
 
 イエローハットについて
 ビジネスモデルについて:自動車用品の販売と卸売りをメインとする企業
2011年~2020年にかけて大幅な増益に成功しており、なんと10年間で約二倍ほどである。
その主な要因は、M&A(買収)による企業規模の拡大、競合企業と差別化を図っている点だと私は考えている。
 元々この市場では、オートバックスが一強の状態だったが、そのオートバックスと肩を並べる企業にまで成長したのは、以下のような差別化を行ったからだと、私は考える。
 ・従来主流であった、大型店舗を構えるスタイルとは反対に中小規模の出店を積極的に行い、狭い面積での居抜きに成功。
 ・ネット販売で販売する商品を消耗品に絞り、消耗品をネットで購入する顧客の獲得。
 ・M&Aによって得た企業からカーメンテ専門部門を作り出している。ect
 上記で記述したことから、イエローハットは、棚卸資産をあまり抱えないようなビジネスモデルをとっていることがわかる。
そのため、仕入れた商品が在庫として保管され、最悪販売できずに処分されてしまうというケースがこの業種の中では、少ないのではないかと思われる。

 懸念点について:イエローハットは、掲載されている決算報告書に軽く目を通した感じでは、年々順調に成長していっているように考えられる。
 しかし、近年イエローハットは、海外に数店舗程、出店しどれも満足のいく結果を出すことができなかったのか全て退店している。
そのことから、現段階では海外に店舗を出店して新たな顧客を取り込むという点においては、難しいことなのかもしれないと考えられる。
近年日本では、「車離れ」という言葉を耳にする機会もあるだろう。
加えて、少子高齢化が年々進んでいっている。
日本の現在の生涯出産率は、1.3程なのだから当然起こりうる出来事だろう。
日本での顧客数の減少は恐らく避けることができないだろう。

 考察結果:上記のことから、このままだとイエローハットは数年先ぐらいから衰退がはじまってしまう可能性があると、私は考えている。

 
 

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