#アポトーシス
Official髭男dism『アポトーシス』は私たちが今いる場所を教えてくれる(1)
『115万キロのフィルム』『I LOVE…』『アポトーシス』ヒゲダンのライフ三部作といっていいと思います。藤原聡さんの人生観が音楽に昇華されたこれらの名曲を紐解いてみます。
『アポトーシス』美しい楽曲ですがそのダウナーな印象に最初はいささか引き気味に聴いていました。しかし僕はひとつ勘違いをしていた。この歌で呼びかけている相手「ダーリン」これは、『I LOVE…』では言えなかった「YOU」(人生の
Official髭男dism『アポトーシス』は私たちが今いる場所を教えてくれる(2)
ここで、この曲がラジオ初オンエアとなった放送からの書き起こしをします。この放送はヒゲダンの4人全員が出演しています。その中での『アポトーシス』に関する藤原聡さんの発言です。事前情報として、サビのメロディを思いついたのが2020年6月、デモができたのが同年8月、レコーディングが2021年6月という話もありました。
2021年7月31日 FM802 LANTERN JAM TIMES
(書き起こ
Official髭男dism『アポトーシス』は私たちが今いる場所を教えてくれる(3 ver.2)
8/27 大幅に加筆しました。
この曲の主人公は「私」です。作者の藤原聡さんを投影させて、30歳既婚者とします。この「私」の一人称主観描写です。
訪れるべき時が来た もしその時は悲しまないでダーリン
こんな話をそろそろ しなくちゃならないほど素敵になったね
「私」が死の床にあり、最後の別れの言葉を家族に伝えようとしている風景が思い浮かびます。
この「ダーリン」とは誰か。この曲をさらっと聴く
『関ジャム』でヒゲダンの『アポトーシス』が蔦谷好位置さんのマイベストに選出
テレビ朝日『関ジャム 完全燃SHOW』1月16日放送分をTverで見ました。「プロが選ぶ年間マイベスト」という企画で蔦屋さんが1位に選んだのがOfficial髭男dismの『アポトーシス』です。
この解説で、知りたいと思っていたことがわかりました。イントロに使われている音についてです。蔦屋さんはこの音色に着目し、タイトルの意味と絡めてこのように表現しています。
「顕微鏡で細胞が動く様子を覗いて