鏡の向こうに世界はあったらしい
鏡の向こうに世界があることは事実だったかもしれない。
いつも同じ場所に設置している、姿見。
普段はそんなに意識もしてないし、風景のはずなのに。
ギターの練習のために表に出してみたら
いつもあるはずの、その壁の前を通った時に、ふと「世界がない!」
どこでもドアのような、向こうの世界が。
そこにあるのは壁じゃなくて、向こう側に世界が広がってたんだね。
鏡が無くなった場所が塞がれてただの壁になっていた。あるはずの場所が、工事で塞がれたみたいな感覚。
元の場所に戻して安心を取り戻した。
ところでふと思い出す
室内を広く見せるために鏡張りにしている喫茶店も、それはどこでもドアで、世界が広がってるのかもしれない。
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