自分自身のご機嫌取り
私の長所は、自分自身の感情をしっかりとコントロールできるところだと思っています。
そんな私が普段から何気なく続けていること、自分なりのルールがあります。
今回は、自分で自分の機嫌をとるための行動・考え方についてお話したいと思います。
自分の機嫌を良くするマイルール
1.丸ごと受け入れない
大学2年の時、私はスーパーのギフトコーナーでアルバイトをしていました。
アルバイト自体が初めてだったため、毎回緊張と不安を抱えて出勤していました。
そんなある日、社員の方に「行動がのろくてムカつく」「アルバイト雇わなくていいって言ったんだけどねー」と面と向かって言われ、悲しみの中4ヶ月ほど働きました。
しかし、この時の嫌味があったからこそ、次の職場では明るく、テキパキ動くことを重視し、良い環境に身を置くことができました。
今では、嫌なことを言われた時には、紅茶のように漉してから、今後の私に必要な部分だけを取り入れるようにしています。
嫌なことがあったら、ただ落ち込んだりイライラしたりするよりも、必要な部分だけを切り取って、成長に繋げていくことが一番自分のためになると思います。
2.気持ちが沈んだらアニメを観る
何もやる気が起きない日、次の日に嫌なことがある前日など、前向きな気持ちになりたい時は、よくアニメを観ています。
元々、私はアニメにはそんなに関心がなく、むしろ漫画もアニメも感情移入できないと思っていました。
『鬼滅の刃』が流行していた時、「こんなに流行っているなら観てみようかな」程度の気持ちで、アニメを観てみました。すると、登場人物1人ひとりの過去のエピソードや、炭治郎と禰󠄀豆子の感動シーンに心打たれ、涙していました。
その日から、私はアニメを観ることの楽しさに気づくことができました。
特に、気持ちが沈んでいる時には『キングダム』などの燃え上がる系のアニメを観ると、「さあ、やるぞ」という気持ちになります。
ちなみに『キングダム』は、実写映画から入りましたので、とても最近です。今年の夏に続編が公開するそうで、今からドキドキが止まりません。
3.ダイエットより心と身体の健康を考える
多くの人が経験したであろう、女子中高生の「痩せたい」期。今の私からみたら、そんなに太っているわけでもないのに、なぜか他人と比べて、「足が細くていいな」「スタイル良くていいな」と羨ましく思う時期がありました。
今でも時々思うことがあります。「もう少しスタイルが良かったらどんなに幸せだったろう」と。
しかし、人間は健康であればそれでいいと思います。誰かが評価しているわけでもない。評価される筋合いなどない。
自分のために痩せて幸せになれるならそれでもいい。けれど、他人と自分を比べる必要なんてないと、私は思います。
ふと、「もし無人島で取り残されたら、体に蓄えている人のほうが長生きするんじゃないか」と考えました。
なんの根拠もありません(笑)
自分の気持ちのことを考えて、都合の良いように解釈しています。もしかすると、それが感情をコントロールできる秘訣なのかもしれません(笑)
4.相談内容によって相談相手を変える
自分の気持ちが沈んでいる原因は様々だと思います。
そんな時、私は身近な信頼できる人に相談することが多いです。
相談する時は、相談する内容によって相手を変えています。真剣に相談したいとき、ただ愚痴を言いたいだけのとき、など。その時の自分が返してほしい言葉を言ってくれそうな人に相談しています。
相談したからといって、その問題は解決するとは限らないし、結局最後は自分自身が決定・解決しなければなりません。
なので、落ち込んでいる時や悩んでいる時は、話すことで自分の頭の中の考えを整理できるような相手を選んでいます。
5.とにかく自分の味方でいる
人になんと言われようと、とにかく自分は自分の味方でいることを最優先しています。
人に指摘されて改善しなければならないところもあるかもしれません。
でも、私はまず「注意された…」と落ち込むので、「大丈夫、そんなあなたにも良いところがある」と、自分の良さを見つけてあげることを大事にしています。
自分で自分の悪いところは理解しているし、悪気があってしているわけではないので、自分を認めてあげた上で、「他人と関わる時はこうしよう」と、あらためて時間を置いてから考えています。
ここまで、自分で自分の機嫌を良くする方法についてお話しました。
ルールは人それぞれで、誰かの真似をすることから始めてもいいし、他人のルールに共感しなくてもいいと思います。ただし、人を傷つけたり、否定したりするわけではありません。
自分に合った方法で、自分で自分を幸せにすることが大切なんじゃないかなと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?