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【コロナ下だからこそ、被災した岐阜県だからこそ『夢』を見ることを忘れちゃいけない‼️】中日新聞コラム7/16掲載

緊急事態宣言解除を受けて、FC岐阜の所属するJ3リーグは6月27日に無事開幕しました。試合は無観客で結果は0ー0の引き分けでしたが、選手たちの闘う姿は多くの人々に勇気を与えたと思います。そして7月11日、ついに無観客試合も解除され、ようやくサポーターの皆様とスタジアムでお会い出来ることとなりました。試合結果は執念のドロー!やはりスタジアムは最高の場所です!

今日は最後に今一番嬉しいニュースを伝えます。このコロナ下において壮大な夢を描く4人の岐阜県出身の大学生がいます。彼らは研究室などの後盾なく自分たちのアイディアだけで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した、『小惑星探査機はやぶさ2リターンカプセルに関する観測研究案』に応募して、現在JAXAと共同研究契約を結ぶために他方面と調整中です。何の後盾もない大学生の案がJAXAに正統に評価され選ばれたのは歴史的快挙です!これは前代未聞のこと故、正式契約に至るまで大幅に時間を要しています。また、彼らには後盾がない故に資金調達の当てがありません。資金集めに正式契約を待つ時間的余裕もありません。そんな状況下で、何の因果かメンバーの中に私の母校岐阜北高校出身者がおり、ある日突然メールで相談が来ました。
思い起こせば、かつて私も同じALS患者であるホーキング博士の「宇宙論」に胸を踊らせ宇宙を志し、京大大学院の航空宇宙工学を修了しております。卒業後は全く別の道に進んでいましたが、この度思わぬ形で御縁を頂き、本プロジェクトのエグゼクティブ・アドバイザーに就任しました。同じ岐阜県出身の若者のチャレンジを全力でサポートし、未来の宇宙開発の一助となれれば幸いです。
現在彼らは7月末を期限としてクラウドファンディング(インターネット上で資金を募る仕組み・https://readyfor.jp/projects/HAYA2RWRP)を実施中です。「クラウドファンディング はやぶさ2」で検索ください。期限まであと僅か、岐阜県の若者の夢を叶えるために、一人でも多くの御支援をよろしくお願い致します。クラウドファンディングの仕組みがわからないけど、寄付を希望される方はonda0510@icloud.comまで御一報ください。

恩田聖敬

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