【読書感想文】自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書 篠原信著

後輩との接し方に悩むことが多いので手に取った。

読んでいてまずひっかかったのが、この方、二浪とはいえ、京大を出ていて、博士号まで取っているのに、能力のない自分が…というような記述が何回も出てくる。本気?嫌味??と思いながら、読んでいた。

出口先生が言う、人間なんて、ちょぼちょぼみたいなそういうこと??

でもちょっと違うような…本当は自信があるけど、そう言ったら嫌われるからへりくだっているように見せているプライドの高い人??

そういう違和感をまず感じた。

そして、この人の周りには指示待ちの自信のないタイプの部下が多いのかもしれないが、私の下には、知識も経験も能力もそうでもなさそうなのに、自信だけはかなりあるタイプばっかりなのだ…

今時間いいかな?と聞くと、「いいですよ」と返ってきたり、うっかり任せたりなどしたら、自己流に工程を省いて進めてしまったり、相手のほしがっていることより自分の答えたいことを答えたり…考え方は分からないし興味はないけど、やたら自信とやる気だけはあるみたいな人達ばっかり。

だから、自信のない部下を勇気づけながら、気づきを増やして、関わっていけば、自分で考えられるように…はたしかにそうなんだろうけど、それって基礎能力があるから、できる関わり方のように感じてしまった。
そもそも自分の行いに間違いはないと思い込んでる人達に、なかなかこっちもツッコミを入れにくいということを悩んでいる。

やる気を引き出すには…と書いてあるが、やる気はもう十分にあるんだよなぁ…

自分の力で、できないをできるにした時の喜びを…できないと思ってなさそうなんだよなぁ…

あと、ダメ上司の例が、みんなパワフル系の人達ばっかりで、頭ごなしに怒ったりする。けど、悩んで本を読んでまで解決したいと思ってる人達の中に、パワフル系の人達どれくらいいるんだろう…


そして、この作者の人、Twitterでその思考の浅さが話題になってる人だった。

もう読まない。感想というよりただの悪口。

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