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ズボラレビュー:『東大読書』…第一節だけでも人生変わる

ズボラで飽き性で何事も3日坊主な私は、この本を半分くらいまでしか読めていません。

でも序盤だけでも人生が変わるくらい学ぶことのある本なんです。だからおすすめします。序盤で挫折しちゃう人でも読む意味大いにあります。

この本…というかこの本の第一節から学んだことは、「何事も予習せよ」「本は著者の視点から見たもの、いち意見にすぎない」ということ。

実際に本書に書いてあることは「まずはタイトルと目次と本の帯と著者の紹介を読め!そうすれば読書が苦手な君も本が読めるようになるぞ!」というような内容で、上に書いたことはそこから私が考えたことです。

著者の紹介から読むと、著者がどの世界の人でどの立場・視点から物事を考え、伝えているかが分かるのです。

それが分かると、本はあくまでその人のいち意見でありこの世の真理だとか絶対的に正しいこととか、そういうものじゃないんだって思えるようになるんです。

本が苦手だったことの理由に、「著者の言うことに納得できないと思ってしまう」「どの情報が正しいのか分からなくなってしまう」「書いてあること全ては覚えられないし実践できない」があったんですよ。それが全て解決されたのです。

付いていきたい人に付いていき、信じたいことを信じればいい。色んな視点があって色んな考えがある。それが学べればいい。そう思えたことで読書へのハードルが下がりました。

さらにこの本が教えてくれたことは「予習をすればあらゆることがイージー」ということ。

本書では、タイトルや目次を読んで、この本に何が書いてあるかを頭に入れておけば本が読みやすくなると語られています。

…これって本に限らないですよね。「予習をしておく精神」を私は転職の面接や推しのインスタライブへの凸に利用しました。

どんな会社なのかを事前に調べておくことで質問の意図や求めている人物像が分かります。推しの性格や好みを考えることで続く話題や相手が求める話し方が分かります。

この本が教えてくれたことは、読書以外のことにも役に立つんです。