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テレワークをしていたその日、朝からリモート会議漬けでした。
午前中最後の会議に至っては、非難の嵐の荒れた会議で、疲れ果てていました (>_<)
もー、これはちょっと外に出て、気分転換しないとやってられない!!!ということで、お昼過ぎに、近所の小学校の周りを散歩することに。

小学校の近くまで来ると、学校にいる子供たちの歓声が聞こえてきました。その声を聞いて、思ったことは...

「あー、小学生はいいなぁ。
 仕事(職場)の悩みとか、将来(生計)の悩みとか無くて...」
 (「ジブン株式会社経営」とか考えなくていいし...w)

自分が小学生だった頃の、親の庇護のもと、何の苦労も無くのうのうと過ごしていた時代を思い出し、あの時は幸せだったなぁ、としみじみ。
この、子供時代特有の時間は、二度と戻ってこないんだなぁ...とやや感傷にひたりながら、歩いていました。

雨上がりのその日、校門の近くに、ちょうど下校する小学生がいました。
「さようなら!」と先生に元気に挨拶して、学校を出てゆく子供たち。
私の前に、傘を持った男の子2人が歩いてました。
身長などから、1年生ではないかと思われます。
2人は、持っている傘の先を、水たまりに突っ込んだり、学校の敷地の石の壁の隙間につっこんでみたり...
大人だとさっと通りすぎてしまうような道を、いろいろなところに目を向けて、とても楽しそうに歩いていました。
おそらくたった2か月前までは、お母さん・お父さんに手を引かれて幼稚園に通っていただろうに、今はこうして自分でランドセルを背負って、大人の付き添い無しに友達と一緒に下校しているのか...と思うと、他人の子供でありながら(!)感慨深いものがありましたw

何気ないひと時ですが、「小学生の下校時間」という、私には二度と戻ることの無いそのひと時が、とても尊く感じられました。

さらにその先で出会ったのが、3人の女の子。(この子達も、多分1年生。)
といっても、この3人、それぞれ約10メートルぐらいの距離をとって歩いていました。

一番後ろを歩いていた子が大声で、一番前を歩いている子に呼びかけます。

「今日、一緒に遊べないから一緒に帰ろう!」

その声は、一番前を歩く子に届いていないのか、真ん中を歩いている子が中継して前の子に呼びかけます。

「ねえ、「今日一緒に帰ろう」って言ってるよ!」

ところが、先頭を歩く子からは、返事がありません。
また一番後ろを歩いていた子が呼びかけます。

「今日は一緒に遊べないから、一緒に帰ろう!」

どうやら、今日は体操教室がある関係で、一緒に遊ぶことはできないようです。「一緒に帰ってるやん!」と突っ込まずにいられませんでしたw

いやー、いいですね。この下校時間^^
ババアには二度と戻らない尊いひと時(>_<)

出会った小学生の未来が、明るい未来でありますように!

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