【整理してみた】ホスティング用語集

2022年6月14日 17:33

こんにちは、おなつです。

ホスティング事業部に異動して、はや2ヶ月弱となりました。
覚えることがたくさんあり、大変ですが充実しています。

今回は私がホスティングのサービスに携わるようになって利用回数が飛躍的に上がった頻出用語をまとめていきたいと思います。

自分の備忘録としての意味も大きいですが、ホスティングサービスにこれから関わる予定の人や、興味のある人など、参考にいただければ幸いです。

1.IPアドレス

「Internet Protocol address」の略。
スマホやパソコンなどの機器に割り当てられる、インターネット上の住所です。
インターネットでページを閲覧したり、メールの送受信を行うには、データの送信元や送信先を識別しなくてはなりませんが、この識別に使われる番号がIPアドレスです。
「123.456.7.8」のような文字列で表示されます。

2.ドメイン

IPアドレスは文字列で表示されますが、数字では覚えづらいためつけられた名前が「ドメイン」です。
IPアドレス「123.456.7.8」= ドメイン「onatsu-hogenasu.com」ということです。ドメインについてはムームードメインの以下ページがとてもわかりやすいです。

3.DNS

「Domain Name System」の略。
ドメイン名をIPアドレスに変換する仕組みです。

4.DNSレコード

DNSサーバが管理する設定ファイルの一つ。ドメイン名とIPアドレスの対応表を「ゾーンファイル」といい、その1行1行を「DNSレコード」という。
DNSレコードにはいくつか種類がありますが、代表的なものは以下4つ。

①Aレコード(エーレコード)
アドレス(Address)の頭文字からきており、をIPアドレスに置き換えるレコードです。一番基本的なレコードなので、これは覚えておくと良さそうです。

onatsu-hogenasu.com. IN A 123.456.7.8
www.onatsu-hogenasu.com. IN A 123.456.7.8

②MXレコード(エムエックスレコード)
メールエクスチェンジ(Mail Exchange)の略でメールサーバのホスト名を記載するレコードです。
ドメインに紐づいたメールを使用する際は不可欠なレコードです。

onatsu-hogenasu.com. IN MX 10 mail.hp-shizuoka.jp.

数字の10は優先度を意味しており、多くの場合はひとつめは「10」ふたつめは「20」というように増やしていきます。

③CNAMEレコード(シーネームレコード)
CNAMEレコードはキャノニカルネーム(Canonical NAME)の略でドメインを別のドメインに置き換えるレコードです。特定のドメインを別のドメインに転送する場合に使用します。

onatsu-hogenasu.com. IN A 123.456.7.8
www.onatsu-hogenasu.com. IN CNAME onatsu-hogenasu.com.

④TXTレコード(テキストレコード)
テキスト(TEXT)の略でドメインに関連するテキスト情報を記載するレコードです。コメントには好きな文字列を設定できます。

onatsu-hogenasu.com. IN TXT "ナスの煮浸し"

5.VPS

「Virtual Private Server」の略。
物理的なサーバを提供する「レンタルサーバ」や「ホスティング」に対して、仮想サーバを提供する「仮想専用サーバサービス」のことです。
ユーザーごとにゲストOSが用意されているので、他のユーザーの利用の影響によって障害などが発生したり動作が重くなってしまうことがありません。

VPSについて、レンタルサーバーやクラウドサーバーとの違い、メリットデメリットについては以下の記事がとてもわかりやすいです。

6.キャッシュ

一度読み込んだ内容・情報を一時的に保存しておくことで、次回閲覧する際に素早く読み込めるようにするための方法です。
よく「キャッシュをクリアする」「キャッシュを削除する」と聞きますね。
キャッシュは「cache」と表記され、「貯蔵庫」といった意味を持ちます。

7.FTP

「File Transfer Protocol」の略。
ネットワーク上でファイルを送受信する際に使用する通信プロトコルです。
FTPという通信方法を使用することで、ファイルをサーバーとPCの間などでやりとりすることができます。
主に以下2つ。
・サーバーにアップされたファイルの一覧をみることができる
・ファイルをサーバーにアップロードしたり、ダウンロードしたりする

8.SSL

Secure Sockets Layerの略。
インターネット上の通信を暗号化する技術です。
インターネット上のデータ通信は、悪意のある第三者が通信の中身を盗み見て悪用（改ざんなど）することが可能です。
例えば…
・ホームページのアドレス
・掲示板に書き込んだ内容
・登録したクレジットカード番号
・パスワードなど….
SSLを導入すると、訪問者のブラウザとサーバー間のデータ通信（インターネット上の通信）はランダムな文字列に暗号化されます。そのため、第三者による通信の盗み見・なりすまし・改ざんを防ぐことができます。

SSLを導入しているサイトは、ブラウザ上に【鍵のマーク】が表示されます。

また、URLが「http」ではなく、「https」から始まっている場合は、SSLを利用した暗号化通信がおこなわれていることがわかります。

9.Apache (アパッチ)

Apacheとは全世界的に普及しているWebサーバのソフトのひとつです。
世界で一、二を争うくらい有名です。
そもそもですが、Webサーバとは、ホームページやブログのデータを、パソコンやスマホのブラウザに送ってくれるサーバのことです。
「Webページを表示させるのに必要なデータの保管場所」です。

Apacheのメリットは以下4つ
・OSを選ばずに動作する
・オープンソースなので無料で使用可能
・処理速度が速い
→サイト表示や動的コンテンツの動作もスムーズに処理できるため、規模の大きいサイトでも快適
・機能の豊富さ
→必要な機能を自由に搭載できるカスタマイズ性の高さもある

ちなみに「ロリポップ！」では、エコノミープラン・ライトプラン・スタンダードプランでApacheを使用しています。

10.LiteSpeedサーバー

Apacheと同じくWebサーバーのひとつで、第四のWebサーバーと呼ばれるほどの話題の超高速サーバーです。（その他3つはApache、Microsoft、Nginx）
Apacheと比較して、速くて高負荷に強いと言われており、Apacheの上位互換とも言えます。

青のLiteSpeedは紫のApacheの応答時間の3倍以上速い（引用：LiteSpeedのサイトより）

「ロリポップ！」ではハイスピードプラン・エンタープライズプランではLiteSpeedを使用しています。

また、最近「ロリポップ！」ではLiteSpeedのWebサーバーで利用できるキャッシュ機能である、「LiteSpeed Cache」が使用できるようになりました。
WordPressプラグインを有効化することでサイトを爆速化できるので、おすすめです。

11.ASP

「Application Service Provider」の略。
アフィリエイトを仲介する会社・サービスのことです。
企業が出稿したアフィリエイト広告を、アフィリエイターに提供します。
広告費は、企業からASPに支払われ、成果に対してASPからアフィリエイターに報酬が支払われます。
図にすると以下のようになります。

終わりに

一部アフィリエイト用語としてまとめた方がいいものもありましたが、改めてホスティング業界では基本のキ！のような内容ですね。

サイトを運営したいならサーバーをレンタルする必要があること、ドメインが必要なこと、そういえばインターネットサービスに関わる前のかつての私は全く知りませんでした笑

大昔の個人サイト運営時代の思い出がふと蘇る、そんなエモいサービスで私と一緒にお仕事をしていただける方を、引き続き募集しております。

というわけで最後にいつもの…..

パートナー募集です！！

ちなみにペパボは…
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ぜひHRブログの記事もご覧ください♪

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以上、ホスのおなつからでした。

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