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チャリティベビーシッターは、クーデター下の妊婦さんを応援します。

妊婦さんを応援します!

これまでで15件ほどシッターにお伺いさせていただき、およそ10万円が集まりました。今月も8件ほど予約があります。まとまったお金を貯める間に、ミャンマーへの寄付先は様々検討しましたが、できればミャンマーの子どもたちやお父さんお母さんの支援に繋がるものがいいと思い、ミャンマー人の友人に相談をしました。

そして、妊婦さんへの支援活動をしている、在日ミャンマー人のモモさんとお引き合わせいただきました。彼女は妊婦さん支援の他にもミャンマーのことを知ってもらうためのチラシ配布に参加したり、手先の器用さを生かして作ったインテリアを知人を中心に販売し、その売り上げを作って寄付をしています。他にもミャンマーの方の心をケアするプロジェクトに携わっていたりと、精力的に活動をしている同世代の女性です。

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▲モモさんと私。彼女は13歳の時にお父さんを亡くし、長女としてミャンマーにいる家族を支えています。

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▲モモさんの作品レインボー!子供部屋にピッタリ!可愛いです。

モモさんは集めたお金を、ミャンマーの市民的不服従運動(CDM)に参加している妊婦さんに寄付する活動をしています。このCDM(具体的にはボイコットなど)は残忍な暴力に対して非暴力で抗議することから2022年のノーベル平和賞にノミネートされています。CDMに参加するということは、収入がない状況ということです。また、経済活動が滞ることで物価が上昇し、物資の不足も目立ち始めています。国営の病院もクローズしており、妊婦さんの心労も大きい状況です。チャリティベビーシッターは、CDMに参加している妊婦さんに寄付をすることでミャンマーを応援します。本当は妊婦さんだけでなく例えば小さい子どもがいる家庭にも支援を届けたい気持ちもあるのですが、個人の小さな活動なので支援できることが限られます。また、モモさんのお人柄にも惹かれ、支援させていただくことになりました。

ミャンマーの妊婦さんに必要な費用

ミャンマーで出産するために必要な費用は、一人当たりおよそ300,000~400,000チャット(20,000円~)と言われます。病院での検診代、必要な薬代、産院までの交通費、分娩費、子育てのファーストキットなど妊娠出産の事情は人それぞれなのですが、大まかには上記の費用が必要です。

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▲Mさんの寄付を受け取った妊婦さんから送られてきた写真。尊。

CDMは医療業界から始まり、鉄道、運輸、教育、エネルギー、外交のスタッフが次々と運動に参加しました。そのため、たくさんの妊婦さんが対象になります。最低限の金額、ひとりあたり60,000チャット(約4,000)を配布しています。(事情により調整します。)寄付受け取り申請者が妊婦さんであることの裏取りも全てモモさんがコツコツ対応してくださっています。

引き続きシッター活動を続けます。

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寄付先が明瞭になったことで、より一層、頑張ろうと感じています。妊婦さんが今どんなに不安か、子どもたちの未来のために戦いながら小さな命を守ること。心も身体も本当に心配です。些細な支援ですが、少しでも彼女たちの力になれたらと思います。いつかミャンマーに行って、関わったお母さんと子どもたちに会いに行くのが私の夢の一つになりました。少し長い道のりになりますが、コツコツと小さくとも継続したいと思います。

シッターのお申し込みは下記をご確認ください。シッターのニーズがなくとも、もしよろしければ「🎁気に入ったらサポート」などからご支援いただけますと幸いです。ミャンマーの妊婦さんの支援にあてさせていただきます。

追伸:シッター活動をNHK番組に取り上げていただきました。

◆首都圏おはよう日本~ミャンマーの平和へ 日本からできることを~

◆Culture Crossroads ~What We Can Do for Myanmar~


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