#1 嘘/北國浩二

設定モリモリだけどきちっと終わってすげ〜てなった
都合いいところとかもあったけど、ファンタジーとして読んだらすごい好きな話だなぁ。

認知症の父、それと不仲な娘と、ある少年が同居する話。
家族ものはお涙頂戴シーン多めだと読めないの多いけど、そこまで商業的じゃなくて気持ち悪くならず読めた。
親子がテーマなのかなと思うけど、美化しすぎずリアルを織り込むのが自分的に合う塩梅だったのかしら。
タイトルと冒頭でオチはこうかなぁと思ったけど、最後の一文でそうなってうわぁ気持ちい!てなれた!

未来でどうなるかっていうのが、この家族にとっての正念場なんだろうな。読後感良!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?