息を吐いて、きちんと横隔膜を動かせば、歩くのが楽しくなる

2024年5月31日 10:15

こんにちは。「きほんの呼吸®︎」呼吸トレーナーC™︎のかつみ院長です。

皆さんは、息をするコトと歩くコトの深い関係をご存知ですか？

実は息が吐けるから、歩くことができるのです。

普段呼吸が浅いと感じていたり、
痛みなどから歩くことに臆病になっている人はいませんか？

息をするコトと歩くコトの深い関係を一緒に探ってみましょう。

息が吐けてますか？

現代のストレス社会では、息が吐けず横隔膜が動かせてない人がたくさんいます。

えっ、横隔膜は息を吸う時に緊張して動くんじゃないの？

確かにその通りですが、実は、呼吸は吸うことよりも吐くことのほうが大切なんです。呼吸という字は、呼（息を吐くこと）、吸（息を吸うこと）の順に書きます。つまり呼吸は、息が吐けるから吸えるのです。

しかし現代のストレス社会では、息を吐く余裕がなく暮らしている人がいっぱいです。息を吐いて横隔膜を緩められずにいると、横隔膜は緊張したまま固まって動けなくなってしまいます。

ですから、横隔膜をきちん動かすためには、緊張させるばかりでなく、息を吐いて緩められることが大切なんです。

反対に息が吐けず横隔膜をきちんと動かせないと、肩を緊張させたり、腰を反らせたり、もしくは口をポカーンと開けて、息を吸ってがんばって呼吸をしようとします。

そのかばった動きが、肩こりや腰痛、そして慢性的な口呼吸の原因になるのです。

それに息が吐けないと、肺から上手く息を抜くことができないので、しゃがむなど体を縮める動作ができなくり、重心は高いままで地に足が着かない暮らしになってしまいます。

やがては、膝や足首の問題にもつながり、歩くのにも苦労するようになってしまうかもしれません。

ジョギングやマラソンをしたことがある人ならわかると思いますが、疲れてくると顎が上がり首がすくみ、口呼吸で肩でハアハアと息をして、腰から足にかけては不安定になり、場合によっては痛みが起きたりします。

息が吐けなくなると、走っていなくても普段の暮らしがそんな風になってしまっているのです。

そんな暮らしになる前に何とかしたいものですが、転ばぬ先の杖とはなかなかいかないものです。

なぜならほとんどの人が、今の自分の呼吸が効率的ではないことに気づいていないからです。息が吐けていないので重心が高く意識に偏り、いわゆる頭でっかちな状態になります。

それでは、ゆっくりと自分の体と向かい合う機会を失ってしまいがちです。

それに気づかない限りは、本来動いて欲しいところが動かず、どこかでかばって動く呼吸を続けてしまい、症状を慢性化させてしまいます。

それでも遅くはありません。慢性症状を改善するためにも、呼吸の安定が土台となってくれるからです。

呼吸の大切さを感じた時が始める時です。その時から、今の自分の呼吸を感じ、息を吐く時間を作ってみてください。

呼吸 × 歩く Lesson「息をするコト、歩くコト」は、月に一回の呼吸と歩くをテーマにしたグループレッスンです。

このレッスンはこんな方におすすめです。

遠くに谷川連峰を望み、正面に雄大な赤城山、標高600mの公園内を、息を吐いて、横隔膜を動かして、一緒に歩いてみませんか。

呼吸 × 歩く Lesson「息をするコト、歩くコト」は、毎月定期的に開催しています。オンラインサロン「Club おなかにてあて」の会員の方は、毎回無料で受けられますので、これを機にぜひ会員登録してレッスンを受けてください。

長年繰り返してきた呼吸や歩き方を変えていくのは簡単ではありません。自分のペースでいいので継続していくことが大切です。さらに、オンラインサロン内で、呼吸に限らず色んな視点からの暮らしや健康に関わる情報サポートを受けられますので、レッスンと合わせての活用で効果を高めることができます。

企画・主催：おなかトレーニング
日時：毎月最終日曜日 9：00～11：00 開催、但し12月1月はお休みです
場所：渋川総合公園　公園内の自由広場上の駐車場に集合（雨天の場合、おなかてあて室内にて開催します。
参加費：1000円
※ オンラインサロン「Club おなかにてあて」会員の方は年会費5,500円（または月払い550円）で毎回無料で参加できるのでお得です。オンラインサロンは初回30日間無料でお試し体験でき、お試し体験中の方でも「息をするコト、歩くコト」の参加費は無料となります。
持ち物：風船・レジャーシートまたはヨガマットなど、各回ごと呼吸エクササイズに必要なものを参加者にお伝えします。
講師：「きほんの呼吸®︎」呼吸トレーナーC™︎　かつみ院長

毎月オンラインサロン「Club おなかにてあて」にてご案内・募集をしています。ぜひ覗いてみてください。

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