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再入院

いつでも予定の通院以外は「行きたくない」「絶対家に帰る」と言い張っていた父が、ある朝頻脈を訴えてきた。
すぐに病院へ連れて行って欲しいと。
病院へ電話をした後に外来ではなく救急の方で診てもらえることになった。(電話で外来の看護師さんに血圧を伝えたら救急に回してくれた)
今までの外科の先生ではなく循環器科の先生だった。色々と処置をしてもらい、いざ帰ろうとした時にいつもの起立性低血圧で意識を失った。
その一部始終を先生が見てくれていた。
その場では点滴で対応してくれたものの、循環器科の先生は「前縦靱帯骨化症による嚥下障害も含め、循環器科の方で私がみます」と言ってくれた。
父はその先生に説得されて入院を承諾した。
翌日、再度入院した。

このままでは共倒れするのではないかと思っていたので、私も母も少しホッとした。
七夕の日のことだった。
急いで引越し準備をしよう!まずそう思った。

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