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夫を理解するのが難しい理由。ほんのちょっぴり前進しそうな訳

生き方や哲学を学ぶ岩熊コミュニティのおかげ。まずは、目の前の夫のことを理解するために試行錯誤中。

夫のことを理解できない!と頭を抱えることが多かったが、最近、ちょっぴり分かってきたことがある。

少し前のことになるが、岩熊コミュニティのメンバー数名とSKYPE会に誘ってもらった時のこと。自分とタイプの違う、数名と話ができたのだ。

サイトはどれでもいいのだが、16タイプ性格診断の中で、「思考・感覚・感情」いずれかが優位の、タイプの違う人たちと話をした。ここで16タイプについて、語ることはない。

私は、思考優位。

ひと言でいうと、「違うタイプの人、全然分からない。」が、正直な感想だった。とはいえ、話をしていると、みえてくるものもある。

何が分からないのだろうと考えてみた。
違うから分からない、という事でもない。

今のところ考えてるのはこんな感じ。超ざっくりで、完成してないメモ。

何かを発信をする際、

①情報をどうインプットしているか
②インプットからアウトプットまでの思考プロセス
③どう判断するか
④アウトプットの仕方

加えて、⑤自分をどう認識しているか

がポイントになってきそう。

今回、注目したのは②③⑤

まず、⑤。自分は、どのタイプだと理解することが困難。

私、2ケ月前までは、感情優位人間だと疑ってなかった。
岩熊さんんと話をする中で、「キキさんは非常に合理的ですよ。論理的に判断して生きてきてます」と言われ、過去を振り返ったら、ほとんど合理的に判断しながら生きてきてた。

例えば受験。

高校2年頃から成績が落ち始め、3年生になった頃は、学年で半ばの成績。しかも成績が落ち続けている状況から、今後も落ちていくことの方が高いと踏んだ担任は、私の望んでいた国公立の大学受験(5科目受験)ではなく、私立大学受験、かつ指定校推薦を薦めた。

私立の学費、後1年受験の受験勉強期間があることの希望などなど加味したら、国公立受験に拘ることもできただろうが、私立×指定校推薦を選択した。おかげで、身の丈に全くあわない素晴らしい大学に進学することができた。

浪人した際の費用、自分の学力や伸びしろを大きく見積もることなく、合理的に判断した結果だろう。”いや、後1年もあるんだから勉強したら、成績も伸びるはず!”と譲らなかったら、おそらく今の私はない。

この例は、岩熊さんに話をして合理的に判断した結果と分かったことだ。

私の場合、②思考プロセスと③判断が、かなり思考が強く合理的。
ロボットみたいな判断をする。判断をし続けてきた。

勘違いしていたのは、④発信をするとき、感情的に発信をしたり、女性は感情的な生き物である。というのを強く信じてる故だと。

情報のインプットからアウトプットまでを分解して考えたことがなかった。

特に、なぜこの人は、「とても論理的なのに、不思議な決断を下すのだろう?」という現象が不可解だったのだが、②思考プロセスは論理的なのに、③判断は好き嫌いだったり、勝ち負けだったりする人のことを、不可解だなぁと思いがちなことに気づいた。

気づくの遅い!

コミュニティ仲間の一人が、とてもクレバーで、論理的で面白く、発信も分かりやすい。でもなぜか、彼女の導き出す結論が分からない。
よーく観察していると、夫に似てるのだ。猫好きということも。

夫の観察だけだと、つじつまの合わないことに対して、すぐにイラっとするけれど、仲間にはイラっとしない。ということで、興味津々で観察していた。

彼女は言っていた。
「最近まで自分は論理的に判断すると思っていたけど、感情的なタイプだった。感情的なタイプだというのを受け入れられなかった。だって、感情的って、生産性低い感じがするから。」

なるほど、私が夫のことを理解できない理由の一つを発見できた。

まず、私自身は感情>論理の人間だと勘違いしていた。
実際は、論理>感情の人間だったので、物事を合理的に判断する。

夫は、論理>感情の人間だと思っていたが、おそらく感情優位で物事を判断している。だけど夫自身、自分が感情>論理で判断している人間だと気づいてない。

彼女が言っていた通り、感情優位だと生産性が低いと感じてるからか?もしくは、自分は論理×感情のハイブリット型でコントロールできると言っていたが、実際はコントロールできてないからか?

まぁどちらにせよ、彼自身は論理的な男。と思ってるには違いない。

この違いを理解していなかったことで、夫婦生活の中で、互いにイラっとしたり、衝突をおこしたりすることが頻繁にあるのだ。

例えば、

彼は、通勤に往復3時間もかかる。
加えて、最も重要なことは、睡眠時間の確保だと言っていた。
すぐに引越という判断を今は取れないので、家にいる平日の時間、できるだけ長く睡眠をとる方法だったり、質の良い睡眠をとることを、私は重視していた。なぜなら、彼はいつも眠い眠いと言っているし、睡眠が大事と言っていたから。

にも関わらず、彼は生後5ヶ月の娘と一緒に寝ることを選択する。
なので今は、夫と娘がリビングで二人で眠り、私は寝室で一人ベッドで寝るというスタイル。私は一人で寝たいので、非常にうれしい。授乳のタイミングになったら、娘の泣き声がチラッと聞こえるので、のそのそ起きてリビングにいく。

娘は比較的良く寝てくれるが、それでも夜中は何度か目を覚ますらしい(夫曰く)し、グズることもあるらしい。

娘と寝ると、何度か夫も目を覚ますので、熟睡はできない様子・・・
それでも一緒に寝たいと。疲れてる時は、ベッドで寝てねというけれど、99%娘と寝るを選択する。

最初、理解ができなかった。
なぜ、睡眠命なのに、熟睡ができないと分かってる方を選択するのか?
彼は、自ら不健康や不幸を選択していってるのかと。
よく不満を漏らしているが、自ら不幸を選択したが故でないかと。

だが、つべこべ言わず「見守る」ことをしている今、私の考えは間違ってたんだと気づいた。

私の考えや価値観であれば、
「睡眠大事→睡眠を確保できる環境の整備」だけど、

彼の考えや価値観は、
「睡眠大事→それ以上に、娘とのかけがえのない時間はもっと大事→熟睡はできないかもしれないけれど、少しでも娘の成長の近くにいたい→だから一緒に寝る」

なんだなと。
早朝、授乳しにリビングに行った際、夫が愛おしそうに娘を眺めている姿を見て、彼はとても人間らしい感情豊かな人なんだなと。

私が父で、彼が母であれば、不思議に思わなかったのかもしれない。
性別に対する思い込みや、価値観の違いを受け入れてこなかった自分のせいだった。

今朝彼がぽつりとつぶやいた。
「キキと娘が実家に帰って一人だった時、寂しかったんだよね。一人で寝るの寂しいから、娘と一緒に眠れるの嬉しいんだ。」

たまには、3人で寝るようにしよう。

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