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ネタバレ感想/「ねえ、これ捨ててみない?」 著:ゆるりまい

2019年12月10日発行。

主人公はゆるりまいさんじゃない漫画!

ごちゃついた汚家に住むアラサーカップルが、自宅を自分にとって生活しやすい場所に変えていくお話。

この頃が大きい変化があって、良くなっているっていう実感があって、大変だけど、一番楽しい時かも〜思いながら読みました。

ゆるりさんも後書きで書いているように「ものを捨てた先に待っているのは、ただのがらんとした部屋ではなく、暮らしやすく生きやすい部屋であるべきだ」(p.142)そうそう、そうなんだよ〜!とうんうん頷きました。

なんだか部屋を片付けなくなってきた!と思える内容です。

そして、ちょくちょくゆるりさんちの家の写真が出てくるので、今はこうなっているのね〜と長年のファンもニヤリとします。お子さんが大きくなって、ベッドのフレームをちょっと変えたんだね、とか(p.70)。

でもね、ストイックだった頃のゆるりさんのようにあなた達(読者たち)もなりなさいっていうメッセージはこの本では感じません(と書いたけど、以前から良さを語ってただけで押し付けてはいなかったですね)

だから生活や一緒に住む人の関係性の変化によって、どれくらい快適かも変わっていくはず。たとえいっときより物が増えたとしても、それは怠けじゃなくて変化なんじゃないかな。

そんな感じで時折確認しながら今の自分に合ったスッキリ生活をつづけてね、って言ってくれるような優しさのある内容でした。

私的ポイントは、もいんもいんにされてるゆきみちゃん(p.24)


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