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LINE公式アカウントでできること!LINEアプリ開発は必要なの?

こんにちは!on株式会社、広報担当のデミです!

コミュニケーションツールとして、暮らしに欠かせない存在となったLINE。驚くことに、日本の人口の約70%にあたる8,900万人の方が利用しています(参照:LINE公式アカウントスタートガイド|LINE for Business)。

LINEの普及とともに、LINE公式アカウントもよく知られるようになりました。今では多くの企業や店舗がLINE公式アカウントを開設しています。

でも、LINE公式アカウントを開設したのはいいけれど、お友だち追加してくれたユーザーにただお得な情報を送るだけになっていませんか?

実は、LINE公式アカウントは、使い方によってとても強力なマーケティングツールになります。効果的なマーケティング戦略を展開できれば、売り上げアップにも直結!

今回は、「LINE公式アカウントでできること」をテーマに、どうやってマーケティングツールとして活用するかをご紹介します。さらに、よりLINE公式アカウントの効果を高める“LINEアプリ開発”にも迫ります。

1. LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントとは、LINEアプリのビジネス版アカウントのことです。LINEのメッセージやタイムラインなどを販促や集客に活用できます。

LINE公式アカウントの基本機能は、無料で利用可能です。料金プランは3つあり、メッセージの送信数によって費用が異なります。

無料で利用できるフリープランでも月1,000通送信が可能なので、まずは無料プランから始めてみるのがいいでしょう。

誰でもLINE公式アカウントを利用できるという手軽さが、LINE公式アカウント最大の魅力です。

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引用:料金プラン|LINE for Business

1-1. LINEアプリ開発と基本機能の違い

LINEアプリ開発とは、LINE公式アカウントの基本機能をより充実させるために、LINE上で動作する自社専用のアプリを開発することです。

アプリ開発のより詳しい情報は、こちらの記事でご確認ください!

2. LINE公式アカウントの基本機能

ここからは、LINE公式アカウントの基本機能について詳しくご紹介していきます。どんな機能があるのか、どんな活用ができるのかチェックしていきましょう。

2-1. メッセージ配信

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LINE公式アカウントの代表的な機能がメッセージ配信です。メッセージといってもテキストベースだけではありませんよ。次のようなメッセージ形式が配信できます。

・テキスト(1吹き出し500文字まで)
・スタンプ
・画像
・クーポン
・リッチメッセージ
・リッチビデオメッセージ
・動画
・ボイスメッセージ
・リサーチ
・カードタイプメッセージ

画像やスタンプ、画像を用いることで、視覚的なアプローチが可能になります。さらにクーポンの発行やリサーチができる機能も備わっています。

【セグメント配信】

LINE公式アカウントで使える便利なメッセージ配信の方法に、属性で絞り込みを行う「セグメント配信」があります。

メッセージの対象者を限定して送信することで、顧客のニーズに合ったアプローチが可能になります。

絞り込みは次の5種類の属性で行えます。

・友だち期間
・性別
・年齢
・使用OS
・エリア(都道府県や地方エリアなど)

例えば、関東在住の方に関西の店舗限定クーポンを送っても利用できませんよね。さらに、関係ないメッセージばかり送られてくると、LINE公式アカウントをブロックされてしまうという最悪の事態を招きかねません。

また、あれもこれもと全員にメッセージを送るのは要注意。配信数が増えるとフリープランでは対応しきれず、利用料金が発生します。だからこそ、ターゲットに効率よくメッセージを送るために、セグメント配信は重要なのです。

【自動応答メッセージ】

ユーザーからのメッセージに、自動的で返信する機能です。どのようなメッセージを返信するか事前に登録しておくことで、顧客対応の効率化や人件費を削減できます。

自動応答は3種類です。

・登録してあるメッセージをランダムに返信する「自動応答」
・特定のトークを受け取った時に応答する「キーワード応答」
・受け取ったトーク内容をAIが判別してカテゴリー別に返信する「シンプルQ&A機能」

どの自動応答機能を利用するかは、どんな課題を解決したいのかを見極めることがコツ。例えば、よくある質問はシンプルQ&Aで答えてしまえば、手動で返信する手間を削減できます。

自社の運用に合わせて、どう活用するか決めるといいでしょう。

2-2. LINEチャット

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引用:LINE公式アカウントスタートガイド|LINE for Business

友だちとやりとりをするように、一対一の個別チャットができる機能です。予約の確認や問い合わせに活用している企業もあります。

ただし、この機能が使えるのは、ユーザーからトークやスタンプの送付があった場合のみ。公式アカウントからの送信はできません。

2-3. LINEコール

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引用:LINE公式アカウントスタートガイド|LINE for Business

ユーザーからLINE公式アカウントへ、無料で通話・ビデオ通話ができる機能です。

「電話をしたいけど、通話料がかかるのは嫌」という顧客のニーズに応えられますね。さらにLINEなら、電話番号の入力が必要ないのもメリットです。

LINEコールの便利機能として、通話用のURLやQRコードの発行、任意の電話番号への転送もあります。

2-4. ショップカード

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引用:LINE公式アカウントスタートガイド|LINE for Business

来店や商品購入の際に、ポイントを付与できるショップカードです。貯まったポイントに応じて特典をプレゼントしたり、カードの有効期限をプッシュ通知したりと、活用方法は無限大。

ポイントカードを発行するコストの削減だけでなく、リピーター獲得にもつながります。

お客さまがショップカードをお財布から探す手間も省けますよ。

2-5. リッチメニュー

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リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面の下部に表示できるメニュー画面のこと。

メニューをタップするとリンクを開いたり、ショップカードを表示したりさまざまなアクションを行えます。

トーク画面にどんな機能があると顧客が便利になるかをよく考えて、リッチメニューを設定しましょう。

2-6. クーポン

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引用:LINE公式アカウントスタートガイド|LINE for Business

LINEトーク画面上でクーポンの発行ができます。割引やプレゼントなど、お得な情報を配信して集客や再来店へつなげることも可能です。

LINE公式アカウントを友だち追加してくれた特典にクーポンを発行するという施策を展開し、友だち数を増やしている企業もあります。

2-7. タイムライン投稿

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引用:LINE公式アカウントスタートガイド|LINE for Business

友だち登録してくれている方のタイムラインに、情報を投稿することができる機能です。投稿に対してユーザーが「いいね」を押したり、コメントをしたりできるので気軽にコミュニケーションが取れます。

また、タイムラインを「シェア」してもらうと、友だち登録をしていないユーザーにも情報が届きます。

タイムライン投稿はメッセージ配信とは異なり、何度投稿しても無料です。メッセージ配信と合わせて利用すれば効率よく顧客にアプローチができます。

2-8. 分析

LINE公式アカウントで蓄積した情報を分析できるダッシュボード機能です。

友だちの数の増減(追加やブロック)、メッセージの配信数、チャットの送受信数、タイムライン投稿の閲覧数、クーポンやショップカードの利用状況などが確認できます。

マーケティングに活用するだけでなく、施策の改善やより詳細なニーズの把握など、集客に役立つ情報を分析することが可能です。

3.LINEアプリ開発で便利な機能を追加できる!

LINE公式アカウントの基本機能だけでも、マーケティングに便利な機能が十分備わっています。ですが、さらに効果的なアプローチをしたい方や、ユーザビリティを向上させたい方はLINEアプリ開発がおすすめです!

LINEアプリ開発でできる機能は多岐に渡ります。いくつかご紹介していきますね。

3-1. 既存システムとの連携

まずは、店舗の顧客管理システムや販売システムとの連携です。友だち追加してくれたユーザーの情報を紐付けできれば、より細かくユーザー属性を分けられます。

例えば、該当のECサイトで商品を購入してくれたユーザーに対して、LINE公式アカウントから配送状況やサンクスメッセージを送るなど、便利な機能を追加することができます。

3-2. タグ機能を使ったセグメント配信

基本機能では5種類の属性でしか分けられなかったセグメント配信ですが、タグ機能を使えばもっと細かく属性を分けられます。

例えば、商品の購入履歴がある方とない方にタグを付けます。購入履歴のある方にはリピーター割引のクーポンやキャンペーン情報、購入履歴のない方には新規購入割引クーポンを送るなど、より効果的なメッセージ配信が可能になります。

ユーザーが求める情報をピンポイントで送ることで、集客や販売促進につなげられます。

3-3. LINE内で完結する予約機能

LINEのトーク上で、店舗の予約ができる機能です。LINEアプリ開発をしなくても、LINE公式アカウントのメッセージや、リッチメニューから外部の予約サイトへ移動させる方法もあります。

しかし、それではお客さまに一から情報を入力してもらわなければいけません。LINE内で完結する予約機能なら、LINEのアカウント情報が紐づいているため、お客さまは、日付やコースなど必要最低限の入力をするだけでOKです!

また、予約システムと連携させれば、自動的にシステムに予約情報が反映されるので記入漏れやミスを防げます。

4. LINE公式アカウントはアプリ開発が必要?

ここまで読んで、「アプリ開発は絶対必要ではなさそう」と思った方もいるかもしれません。確かに、全員開発するべきだとまでは言い切れません。

開発すべきか判断するポイントは、“LINE公式アカウントを使って何をしたいのか”です。

例えば、ユーザーが地域のお客さまに限定されている店舗の場合。お得なクーポンやメッセージを使った集客や、ショップカードを利用したリピーター獲得を目指したいのであれば、LINE公式アカウントの基本機能だけで十分です。

しかし、もっと顧客の属性を分析し、より購買意欲を高める効果的なメッセージ配信をしたい方や、顧客管理システムと連携したデジタル会員証の発行したい方、予約や決済をLINE内で完結させてユーザビリティを向上させたいと考えている方ならLINEアプリ開発が必要です。

LINE公式アカウントで何をしたいのかによって、開発が必要なのかそうでないのかは異なります。

5. LINEアプリ開発ならon!

LINEアプリ開発は、大きく分けて「自社で開発する」と「外部に委託する」の2つの方法があります。

5-1. 自社で開発したい方

エンジニアが在籍している会社の場合、「自社で開発しよう」と考えていると思います。

特に、細かく調整しながら開発を進めたい場合、社内で開発する方がコミュニケーションもスムーズに行えます。

しかし、LINEミニアプリ開発には専門の知識や技術が必要です。学びながら……となると工期が非常に掛かり、場合によっては開発コストが非常にかさんでしまうこともあります。

そんな方にはこちらがオススメ!onが開発したノーコードでLINEアプリ開発ができるクラウドサービス「onLINE」です。

詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

5-2. 外部委託をしたい方

自社ではなく開発会社にお願いしたいと考えている方。onにお任せください!

onには、豊富な経験と実績のあるエンジニアが揃っています。また、ユーザーがストレスなく使えるデザインを得意としたデザイナーも在籍しています。

マーケティングやマネジメントも含め、ビジネスを最大化できるご提案をさせていただきます。気軽にご相談ください。

さらに、受託開発費用が気になる方もご安心ください。onでは、サブスクリプション型プランもご用意しています。詳しくはこちらをご覧ください。

5. さいごに

マーケティングツールとして、とても優秀なLINE公式アカウント。メッセージの一斉配信しか利用したことがない……という方は、非常にもったいないです!

基本機能だけでも、多様なマーケティング施策を展開できます。ぜひLINE公式アカウントの機能を最大限活用して、顧客やリピーターの獲得へつなげてください。

また、LINE公式アカウントの基本機能だけでは物足りない……と考えている方。LINEアプリ開発でマーケティング戦略の幅を広げましょう。onが全力でお手伝いさせていただきます!アイディアベースでもいいので、ぜひ一度ご相談ください。

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