見出し画像

本を捨てるコツ。

本を捨てるのってみんなとても迷うようだけど、僕はむちゃくちゃな捨て祭りをした時に、本を捨てるための基準をみつけました。おかげで、かつての文学少女、現小説描きな僕でもたくさん手放すことができましたよ!
あまり同じ視点を持っている人を見かけない気がしたので、その方法を書いてみようかと思いました。

★読み終わった本。

1・読まなくても中身を思いだせる本は、ちゃんと自分の血肉になっているので、本は処分する。

2・読んだはずなのに中身を思い出せない本は、自分の養分になる内容じゃなかった本だから不要なので処分。

3・読まなくても中身を思い出せるのに、見るたびに新しい発見があったり、自分に新鮮な感動をもたらす本は本当に大好きな本なので残す。

★読んでいない本

1・「人に読めと言われたから」「これを読むと賢くなれそう」など購入動機が他人軸の本、自分の「好き」以外のものは一旦処分。

2・過去の自分が好きだった本は一旦処分。これは手に取って読もうとすると、義務感で胸のあたりが「うっ」と重くなるのでわかると思う。

3・「これは保管しなくてはいけない」「読まないけど価値があるから」これはその本を本当に愛している人のところへ渡るようにして処分。

4・整理している間に3行読んだらやっぱり読みたい!片付けやめて読みたいくらいだぜ!と思った本は、本当に読みたい本なので残す。


★本の処分方法

1・貴重な本、ハードカバーの良い本、2000円以上するちょっと高い本、専門書
▶︎図書館への寄付がおすすめです。古本チェーン店に売っても、二束三文で買い叩かれる上にその本が本当に読みたい人の手に渡るかどうかも微妙……。特に田舎だとレア本の需要自体が少ない。
というわけで、ある程度のレアな本やハードカバーの全集等は図書館への寄付を打診することをおすすめします。
もちろん持っていく前に電話で確認することが必要です。
僕は、海野十三全集や小酒井不木作品集、渡辺啓助作品集などを地元の図書館に寄付して喜んでもらえました。
図書館に寄贈すれば、読みたくなった時に自分ももう一度読むことができるのでおすすめです。

2・状態のよい絵本など
以前働いていた保育園に差し上げたらすごく喜んでもらえました。また、僕の子供が通っている放課後デイサービスも喜んで受け取っていただきました。差し上げているのはもちろん状態の良いもので、消毒済みのものです。
お渡しする前に、もらっていただけるか確認することが必要です。
これは、僕が個人的に繋がりのある園だったので受け取っていただけたのかもしれませんが、保育園などでは絵本の破損って結構ひどかったりするので喜んでいただけるかもしれません。

3・その他
流行りのものは、チェーン系古書店がいいと思います。あと爆速で売れるくらい人気ならメルカリでもよいと思います!
あとは芸能関係やサブカル関係は、専門店にお届けした方が、本当に好きな方の手に渡る率が上がるので、気持ちが良いかと思います。
サブカル系……というのかマニアックな文芸などは、サブカル寄りの古書店さんに持っていくと気持ちがよいかと思います。
今はネットから買取依頼もできるので、遠方の方でも大丈夫ですよ!
本当にそれが好きな人の手に渡ると思えば「もったいない」という気持ちや手放す罪悪感はかなりなくなります。

自分が手放すことで、それが心から欲しい人や読みたい人に手に渡るのだとすれば、ここで死蔵していることの方が勿体ないということに気が付くでしょう。

★安定の……

いかがでしたでしょうか?
い・かが・でしたで・しょう・か?
イカが、で? 舌で消化?
いかがでしたでしょうかー!?

本、処分できるようになったやろ。
今の自分が大好きな本だけ持っておくと
次に必要な本もなんなのか選べるし、気持ちが軽いから読みたい本(=本当に読むべき本)にも集中できるし最高だよ。
結局好きな本、読みたい本しかその人の養分にはならないのよ……。
きっと。
そういうことだ。


終わり。


性感帯ボタンです。