お姫様ごっこを始めてみたけれど(2)
前回までのあらすじ:もっと幸せになろうと思った私は、友人の薦めでお姫様ごっこを始めてみたのであった。
(4)そうだ、お姫様になろう。
書生との同居生活が上手くいかなかったのは、きっと「お姫様」と「執事」じゃなかったからだ。
やっぱり本に書いてある通りに「お姫様」と「執事」でやるべきだった。
そう考えた私は、書生との関係を解消した後、すぐに姫へとジョブチェンジし、老執事を雇うことにしました。
若い書生に「何も解ってない」と見下してしまったので、年長者の言うことなら、素直に聞