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道を間違えぬやうに 道を踏み外さぬやう 自分の道を進んで行けるやう 選んだ此の道が開いて行けるやうに と 僕は絵馬に君の名を認めました。
君のたましいの形を探してゐた。 君の魂の感觸 その形に 觸れたい 君の魂こそが愛だつた 愛の形 愛の感觸 僕はずつと愛を探していた 記憶を失くした僕は 愛ぢやない物に觸れては 愛の形を捉へようとしていた 君の魂に觸れると 胸の奧の溫かな物總てが奔流となり溢れ出し 何處にも居ない君へと向かつてゆくし 君の魂の感觸はひたぶるに暖かく 僕を段々と溶かしていく 蠟燭の火が燃えるやうに 愛が何なのか さつぱり理解らなかつたのが まるで嘘みたいに 君の魂に觸れると僕は愛が何なの