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合同会社おんいく代表 足立区・北区の音楽教室 リトミック研究センター認定講師 チャイルドカウンセラー 大宮シティウインドオーケストラ団員 https://on-iku.co.jp

マガジン

  • 音楽講師・幼児教育講師からみた景色

最近の記事

楽しんでおいで

レッスンに来た生徒が教室に入る前に、親が声をかけます 「楽しんでおいで」 その言葉を聞くと少しドキッとします 遊園地や公園で遊んだ時に「楽しかった」と言います また、コンクールで真剣にチャレンジした後に生徒が 「楽しかった」ということがあります この2つの「楽しかった」の意味は少し違っていて 多分親はレッスン前に 「頑張ることを楽しんでおいで」と伝えているのですが その言葉を受け取る子どもは 「何か楽しいことをしてくれる」と感じます レッスンを受ける前に脳への認知が変わ

    • 豊かな人生とは

      小学生になったら塾に入る時代です 勉強も大事ですからね。 でもその時間 何かを失っているのかもしれませんね よく小学生の生徒に 「100回漢字を書く子と30回書く子は どっちが頭がいいと思う?」と聞きます ほぼ100%「100回」と答えます 「じゃあ、100回書かないと覚えられない子と 30回で覚えられる子はどっちが頭がいいと思う?」と聞くと大体黙ってしまいます +70回書いている時間で テレビが見られたり、本を読んだり そんな時間が生まれてくると思います 中学生にな

      • 教えたくなる子

        「全ての生徒を平等に、真剣に育てる」 いつもそう心に留めています ただ、講師も人間ですので生徒との 相性があります 学ぶということは 「提示された課題をやってみる」 「問題点を見つけて修復するために考える」 「もう一度やってみる」 「成功する」というウーダループを 繰り返していくことなのですが 提示された課題に手をつける前に 「できないと思いフリーズする」 修復していく過程で 「言い訳をする」 などの性格の壁があったりします その点も視野に入れながら 提示をしていくの

        • 主役は生徒

          Instagramでは素敵な音楽教室の先生たちが たくさんの投稿をしています それを見たらどんな教室かわかるため 保護者の方たちは入会の参考にされることも多いのでは。 素敵な投稿に焦る気持ちが無いわけでは無いのですが。。 なかなか同じような投稿をする気になれず (もちろんフォロワーも伸びず。。) 私やスタッフや子どもたちが 音楽を楽しんでいる姿を見てくれたら それでいいかなと思うのです 楽してピアノが弾けるようにはならないし いつも褒め称えてあげられるわけでもない 一

        楽しんでおいで

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        • 音楽講師・幼児教育講師からみた景色
          7本

        記事

          にんじんとピーマン

          親になっても我が子のことが 全てわかるわけではない 親になって「親」を勉強するわけでもない 毎日暮らす中で子供の性格や趣味がわかるようになるけれど 自分の子が将来どんな選択肢を選んで行くのかは やっぱりわからない にんじんとピーマンは 体に大切な栄養素が含まれてるから 食べた方がいいに決まってる そこは確信あるから みじん切りにしたり、煮込んだりして なんとか食べさせようとする でも 今、目の前でピアノの練習をしたがらない我が子に、強制的に練習をさせていいものなのか 確

          にんじんとピーマン

          学ぶとは

          子どもが成長していく中で たくさんの大人と関わって行きます 私は育児については語るほどのものは 持ちあわせていません 周りのお母さんたちを見ながら 「すごいなぁ」と思うことが多いです 以前、元校長先生だったという方の お話を聞く機会がありました 『生徒と遠足に行った時 ペットボトルを私に差し出して 「開けて欲しい」と言ってきた生徒がいました 私は一度キャップを開け 子供の力でも開けやすいようにしてから渡したら 「ママは蓋を取ってコップに注いでくれる」 生徒は言いました

          学ぶとは

          月謝という言葉

          Kumaism 教室を立ち上げたときに 教室パンフレットを作っていて 「月謝」という言葉に抵抗があって 「レッスン代」と書きました 「先生」と呼ばれることにも照れがありました 私が所属するリトミック研究センターの イベントを行なったとき 舞台の上には私の師匠と、アシスタントとして 私がいました いろんな教室の生徒を師匠が 公開レッスンしたのです 流石に師匠は課題の提示やまとめることが上手で 勉強のために手取り足取り師匠を見ていました 次のクラスで舞台の上に私の生徒が 他

          月謝という言葉