豊かな人生とは

小学生になったら塾に入る時代です
勉強も大事ですからね。
でもその時間
何かを失っているのかもしれませんね

よく小学生の生徒に
「１００回漢字を書く子と３０回書く子は
どっちが頭がいいと思う？」と聞きます
ほぼ１００％「１００回」と答えます

「じゃあ、１００回書かないと覚えられない子と
３０回で覚えられる子はどっちが頭がいいと思う？」と聞くと大体黙ってしまいます

＋７０回書いている時間で
テレビが見られたり、本を読んだり
そんな時間が生まれてくると思います

中学生になると部活も始まり
勉強のスピードも上がり
2年生になれば受験が頭をよぎるようになります
そうすると習い事は一掃されていきます

一番心が育つ時に
「勉強」に時間を費やさなければなりません

音楽の世界、特にクラシックは子供の頃から
音楽に触れている人がとても多いですが
受験のために練習を止めた人はいません
スポーツの世界でも同じだと思います

両立させなければ夢は叶いません
（私は勉強を捨てて、
音楽に没頭していましたが。。。）

豊かな人生が
勉強だけではなく、勉強もしながら
人間関係を築いたり
知らない世界を目にしたりして
経験をして行けることだとしたら

その下準備を小学生までにしておきたいですね

リトミックは
ピアノの音を聞いてリズムを把握して
同じリズムをステップして歩き、さらに
手と足のリズムを別々にしたり
先生の合図で手と足のリズムを
交代させたりします

それだけもいっぱいいっぱいなのに
年中・年長くらいの生徒はさらに
話し始めたりします、、、
脳が２つ３つに分かれているような感じです

この力がとても大切で
一つの事をじっくりゆっくり考えて
答えを出すのではなく
瞬時に判断をして脳から身体に指令を出す訓練は
これからの人生に必ず役立つと思っています

せっかちな私は常に複数のことを
同時に終わらせられないか考えているのですが
きっとどこかに
リトミックの成果が出ているはずだと
考えています