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学ぶとは

子どもが成長していく中で
たくさんの大人と関わって行きます

私は育児については語るほどのものは
持ちあわせていません
周りのお母さんたちを見ながら
「すごいなぁ」と思うことが多いです

以前、元校長先生だったという方の
お話を聞く機会がありました

『生徒と遠足に行った時
ペットボトルを私に差し出して
「開けて欲しい」と言ってきた生徒がいました

私は一度キャップを開け
子供の力でも開けやすいようにしてから渡したら
「ママは蓋を取ってコップに注いでくれる」
生徒は言いました

私は教育者なので
子どもができるようになるために
補助をしたけれど
愛情を持って接したら
コップに注ぐのが正解なのだろうか
と考えることがありました』

というお話を聞かせてくださいました
愛情と教育は少し方針が違うのです

幼稚園の運動会で転んで泣いてしまった時に
最後まで走り続けるよう促すのが教育です

一人で問題を解決して前に進んでいく力を
備える経験をさせるためです

愛情を伝えたかったら見ている人は
手を差し伸べてあげなさいと教えるでしょう

愛情と教育では出てくる答えも違うのです

いろんな考えの大人と関わることで
いろんな角度から物事が見えるように
なるのではないのかなと考えています

だからやっぱり
親一人で子供は育てられないし
母親(父親)の考えだけでは
物足りないんです

教育者は教育の勉強をしています
だから任せてしまえばいいと思います
少し意見が違ったら
それをラッキーと思えばいいと思います

その分、お母さん(お父さん)は
愛情を注ぐ時間が増えるのですから。



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