言葉の限界突破について(1-2)


<前回(1-1)のあらすじ>

 幸せな国を目指すには、ゴールを決めなければいけません。けれども現代では、人の価値観や常識がバラバラになりすぎて、議論がまともに出来ていません。これは、今まで通りの言葉の使い方でコミュニケーションをはかることが、もはや限界にきているからです。
 幸福というゴールを決めて、そこへ進むには、言葉の限界を突破しなければいけません。その限界を突破する方法というのは、「言葉を1つで表現するのでは無く、2つに分けること」です。
 というお話をさせていただきました。
 
 簡単に、とはいえ、前記事で料金がかかる部分も書いていますが、気にしないでください。本当は、読んでくださったあなたに、無料部分だけでも楽しんでいただければ、僕は充分満足です。実際、スキというボタンを押してもらえただけで、かなり嬉しかったです。

 僕は、裏世界ではそこそこ名声も信用もあると自負しておりますが、表世界では実績も無いので、一切信用されておりません。そこは重々承知しております。
 そもそも、裏世界だ表世界だなんていうのは、まるで中二病みたいじゃないですか。僕だって、他人がそんな言葉を使っているのを見たら、笑ってしまいます。

 ただ、この表世界でも信頼を勝ち取らなければ、新しい世界を作るための次のステップに進むことが出来ません。

 信頼を勝ち取るために、毎日20投稿100リツイートとか、感情に訴えかける良くある話をするとか、役に立つ話を薄く伸ばして投稿するとか、知り合いのマスコミや有名人に頼むなんて戦略もあるのですが、こういう、僕で無くとも出来るようなことは、もう、したくありません。(もちろん、裏世界で知られるようになるまでは、さらにえげつない戦略もたくさん駆使しましたが)
 なぜなら、同じ種類の本を100冊よむと、大体5冊にまとめられるなと思うほど、今の世の中は、重なりまくったコピーだらけの無駄な情報に溢れているからです。
 もう僕は、セコい戦略を使わず、まっすぐ王道、自分にしか出来ないこと、実力だけで認められたいのです。

 そんなわけで、記事を買ってくださる方には申し訳ないのですが、これからも前回の復習は入れさせていただこうと思っております。

 無料で読んでくださる方は、その分、「#新しい世界」の拡散だけしていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

 そして、買ってくださる方は本当にありがとうございます。自分を認めていただけることが本当に嬉しいです。いつか会った時は、アフタヌーンティーでもおごります。笑


 さて、そんな訳で、前回の続きにいきましょう。
 今回の記事は、「言葉を2つに分ける、という意味が、分かりやすくなるためのお話」です。


人間の本質

 あなたは、生まれた時から、社会の中で生活していますよね。ということは、洋服を着て、お風呂に入って、加工された品々の中で生きていますよね。
 それが普通なので、忘れていると思いますが、実は、本当のあなたは、動物(獣)で、他の動物と同じく、「本能の塊」です。もちろん、僕だってそうです。
 他の動物は、言葉を使いませんよね。同じように、人間だって、そもそも、言葉で物事を考えるように生まれてきたわけではありません。言葉は、ただの便利な意思疎通ツールです。

 動物だった頃の人間は、便利だからという理由で社会を作り、より便利な社会を作るために、知性や理性や常識で、自分たちを守る術(すべ)を固めてきました。
 このように小さな社会では、生きるためにまとまっているので、常識が1つしかありません。人数も多くないでしょう。その中で出来た言葉は、小さな社会で生きている者同士にとっては、便利な道具として発展しました。

 そのため、その小さな社会の中では、うまく言葉が機能していました。

 けれども、あなたの生きている、この社会は、今や、かなり広範囲で高度になり、もはや、今まで同じような言葉の使い方で意思疎通をするには、複雑になり過ぎています。同じ日本の中でも、別の社会(地域、年齢、会社、サークル)で生活している人同士の常識は、全く違うものになっています。もはや、同じ言葉を使っていても、意思が通じ合いません。

 それなのに、あなたは、「俺は、動物では無く、人間なんだ」と思いこみ、「そもそも、俺は人なんだから、言葉で考えるものだ」と思いこんではいませんか。
 結果、自分自身ですら、「自分は動物だ」ということに気づかずに、社会で生きていて、「何か違うな」と思いながら、悶え苦しんでらっしゃいます。

 どうでしょう?
 生きていて、息苦しさを感じませんか。

 もう人間は、「人間」という1つの言葉で表すには、高度になりすぎたのです。
 今や人間は、「人間」ではなく、「個人(本能)」と「役割(社会的立場)」に進化したのです。
 言葉を2つに分けなければ言い表せないほど、人間は複雑な存在になったのです。(いつのことになるかはわかりませんが、これからさらに人間が進化していけば、2つに分けるだけではなく、3つ、4つとさらに分けなければいけない時代が来るかもしれません)

 少し難しかったでしょうか?

 新しい話は、そもそもあなたの頭の中に無いものなので、噛み砕いてお話しても、わかりにくいものです。
 この後、色々な例をあげてお話ししていきますね。
 あなたは安心して、分からないところは飛ばしながらで全然構いませんので、この後も、僕のお話に耳を傾けてください。


「感情」と「事実」

 言葉を2つに分けて考えることができていれば、先述したコロナ討論会も、「感情」と「事実」の2つに分けて話すことができたので問題はありませんでした。
 ごちゃ混ぜにした結果、モヤモヤが残る討論会になったのです。

 「TOEFL800点だった」は事実です。「800点もとれた(成功)」や「800点しかとれなかった(失敗)」は感情です。
 「人を殺した」は事実です。 「あの人が倒してくれた(正義)」や「あいつに殺された(悪)」は感情です。

 あなた自身は、「個人」と「役割」、「本能」と「情報」で出来ています。
 あらゆる物事も、あなた自身が受け取った「感情」と、そもそもあるがままの「事実」で出来ています。あなたがそこにあると認めなければ、あなたのいる世界においては、あらゆる物事は存在しません。

 あらゆる物事を認識するあなたには、「感情」がありますよね。それとは別に、あらゆる物事には、決まった「形=情報」があります。
 つまり、あなたは、あらゆる物事を言葉1つで表そうとしていますが、本当は、「感情」から見た言葉と、「情報」から見た言葉の2つがなければ、1つの物事を表すことはできないのです。

 昔の人間社会は単純だったので、ある物を見る時に起こる人間の「感情」は、だいたい一緒でした。生活様式も価値観も一緒ならそうなりますよね。
 けれども、今の人たちは、同じ物を見ても同じ感情になることは減ってきました。多様化の時代に突入しているのです。

 それなのに、同じ物を見て起こる「感情」が違うのにも関わらず、「感情」と「情報」がないまぜになった言葉を、お互いが、正しい「情報」と信じ込んでいるので、いくら議論をしたところで、ゴールにたどり着くことが出来ないのです。

 言葉を2つに分ける。

 このような言葉の使い方がスタンダードにならなければ、お互いが争うことが「事実」として損だということがわからず、「感情」とごちゃ混ぜになって、正義vs正義という図式があちこちで起こるのです。文明の発達は、軍事力も発達させていますので、このままでは、大袈裟でなく、世界は滅びます。

 言葉を2つに分ける。

 ここまで話して、あなたもなんとなくは、わかってくださいましたでしょうか。
 新しくて常識的でない話は、やはり、まだ、わかりづらいかもしれません。
 さらに細かいお話、事実に基づいたお話をさせていただきましょう。
 最近は、「感情」と「事実」を混ぜて考えている方がたくさんいらっしゃいます。
 とりあえず、学生さん用と社会人さん用の2つをあげましょう。

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